「わたし生活保護を受けられますか」第4回記事 令和6年12月15日

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DV男から逃げた19歳女性、“所持金数百円”で「生活保護」申請も… 社会復帰への「一歩」を踏み出すまでに味わった「困難」とは【行政書士解説】 | 弁護士JPニュース

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DV男から逃げた19歳女性、“所持金数百円”で「生活保護」申請も…社会復帰への「一歩」を踏み出すまでに味わった「困難」とは【行政書士解説】(弁護士JPニュース) – Yahoo!ニュース

若い方の生活保護申請にも多くかかわってきましたが、あまり愛情に恵まれない環境で育ったであろうことが伺える方ばかりでした。

突然、優しくされて気にかけられても、どう対応していいかわからず戸惑う様子も伺えました。
特に未成年者については、生活保護決定後も、お節介にも新人行政書士の頃の私は気にかけていました。

大阪市内の企業で、生活保護受給中の若い方をアルバイトからでも雇ってもらえないか、お願いに回ったりもしました。職業訓練を兼ねてと言って下さる社長さんがいました。

生活保護が決まった方にそれを伝えると喜んでと言うので、一緒に仕事に着ていける服を選んだのですが、いざ就労開始の日、行政書士との連絡を断ちました。

仕事にも現れず、メールで、お世話になった行政書士さんにNOと言いずらかった、ごめんなさいと。

ほかにも、行政書士がお節介に生活保護が決まってから仕事を探す手伝いをしたことから、距離を置かれてしまったことが複数ありました。

以後、保護決定後も申請中も、お節介はしないように(特に若い子に対しては)なりました。

すると、生活保護決定してからの心中の相談も、してもらえることが多くなりました。
「ケースワーカーにすぐ仕事が見つかるようにがんばりましょうと言われて、とてもプレッシャーになる、仕事をする気持ちはもちろんあるけれど、今は心身が疲弊していて、夜も眠れていない、どう言えばケースワーカーに理解してもらえるのか?」

行政書士が当初していたことは、まさにケースワーカーがしていること、役所がすることと同じだったのです。役所側の、真面目な担当者の気持ちは痛いほどわかりますし、ケースワーカーも悪気などなく、「適所適材やりがいのある仕事に就いて社会でいきいきと活躍してもらいたい」といった気持ちなのでしょう(行政書士も、そうでしたから)。

動悸が激しく眠りたくても眠れない、睡眠不足でふらふらしている人が仕事を探して仕事をすることはできません。腰が痛くて歩くのもやっとの方が、無理をして仕事に就いても、雇用先に迷惑もかけてしまいます。自分の体調、精神状態を遠慮なくケースワーカーに率直に伝える、これだけでいいんですよと、助言しています。(私がケースワーカーと同じことをしていたからこそ、わかるのです。今は病気で辛いと言われれば、仕事ではなく適切な病院受診を勧めます。言ってもらえればわかるけれど、言われないと気付かないことも多く、すれ違い、行き違いによる誤解で人間関係が崩れてしまうこともあると学びました。)

何か困ったと相談があったら対応するけれど、良かれと思ってこちらから提案することが押し付けになっていた教訓を活かして。

「私はこの先、どうしたらいいですか」という相談も多いのですが
「行政書士は選択肢を示すことはできても、すべての選択肢は示せないし、決めるのはご自身です。行政書士が誘導することはできません」
と、お伝えするようにしています。

若い方ほど、自主的に仕事をすぐに見つけ、数カ月の短期で生活保護から卒業する方も多いです。
数年経ってから、以前生活保護申請でお世話になりました、今度は会社設立のサポートをお願いしたいとか、建設業や古物商など、別の分野のご相談をしてもらえることは、まさに職業冥利に尽きます。

行政書士の業務分野は幅広いので、かつて生活保護申請をしなければいけない境遇に置かれた方が、再び社会で自身の能力と適性を活かし活躍する様も見てきました。

長い人生、誰しも何が起こるかわかりませんが、窮地の際は生活保護に頼り、休息して再び社会に出る、これが生活保護制度により可能である日本は、やはりとても恵まれた国だと思います。若い方が生活に行き詰まり、犯罪に走ったり、絶望して自ら悲しい選択などする必要は全くないのです。日本は、失敗しても何があっても、何度でもやり直せるように、国が最低生活を憲法で保障してくれていて、その憲法を具現化するために生活保護制度があるのです。

最後に心あたたまる出来事をご紹介させてください。
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のHPブログには、コメント欄があります。このコメント欄で、やり取りされた母子世帯の方と「60歳以上年の離れた友達ができました」と行政書士にお手紙を下さった方との交流が続いています。

「子供と母親の私に本のプレゼントが届いたので、行政書士事務所のHPに写真を載せて、お礼の気持ちを伝えてほしい」と。

食育は、生きる力を培うもの。体をつくるもとになる卵、肉、魚、乳製品、大豆、わかめなどの海藻。エネルギーのもとになる、お米やパン、じゃがいも、さつまいもなど炭水化物、糖類。体の調子をととのえる、野菜や果物が足りないと、口内炎ができたり肌荒れしたり、疲れやすくなりますね。

健康な心と体は、毎日の食事から。栄養バランスを意識して、安価な旬の食材をおいしく頂きます。