少なくとも私という一人の人間が、先生の力で死なずに済みました

大阪府 20代男性 N様

三木 ひとみ様

拝啓

先生のご支援のおかげで、先日無事に生活保護費を受け取ることができました。心療内科とカウンセリングへの通院を始めて、少しずつではありますが、鬱病との付き合い方を考えられるようになりました。朝の散歩と読書を日課にして、穏やかな日々を過ごしています。

ひと月前の私は、強迫的な不安に襲われていました。家族がせん妄や統合失調症を患い、次々と入院していくのを見て、同じように私も私でいられなくなってしまうのではないかと怯えていました。

自殺するか、気が触れて誰かを殺してしまうのではないかとまで、追い詰められていたときに、藁にも縋る思いで、三木先生の事務所を訪れました。

きっと、たくさんの相談を受け、たくさんの仕事を並行して進めていらっしゃるのだろうと思います。ほかのお客さんからの電話に応対しつつも、私の相談を親身に聞いてくださいました。疲弊しきった私を労わるように、生活保護受給に向けた今後のお話を分かりやすく説明してくださいました。帰りの電車の中で、助かったと胸を撫でおろしたことをよく覚えています。

生活保護制度を批判する人は多いですから、先生の仕事について、非難する人もいるのかもしれません。しかし、少なくとも私という一人の人間が、先生の力で死なずに済みました。今は、楽しいと感じる瞬間もあるし、まだ生きていたいと思えます。

誰かを助けられる、先生のような立派な人になりたいと思います。そのためにも、今はゆっくりと休み、力を溜めようと前向きな気持ちになれます。
全て先生のおかげです。

汚い字に加え拙い文章で申し訳ありませんが、先生もどうぞご自愛ください。
本当にありがとうございました。

2018.10.8 (お客様のお名前)
敬具