私を今まで一番大事にしてくれて、ちゃんと愛してくれたのはこの祖父母なので、周りの人に嫌われてしまう状況や、いずれどちらかが一人ぼっちになってしまうことがないよう、まだ若い内に生活保護を受けることになった身として、責任をもって、2人の見守りをしていきたいと思います

埼玉県 20代 K様女性

※担当行政書士より
K様は、最近社会問題
の一つとして注目されつつある、いわゆる「ヤングケアラー」として祖父母様の介護を必死にこなされているうち、やむを得ず生活困窮に陥りました。

行政書士法人ひとみ綜合法務事務所には、K様の入居されている不動産会社さんよりご相談がありました。家賃滞納して困っている若い女性が介護で大変そうなのに、生活保護をもらえないみたいで、何とか助けてあげてほしい、と。
たしかにそのままK様が福祉事務所に生活保護申請に行っても難しい事情もあったため、数か月かけてK様、祖父母様のご状況、ご希望を伺いながら、望ましい形で生活保護決定に至り本当に良かったです。
お心遣いは不要と申し上げたにもかかわらず、優しい贈り物(今人気のホットアイマスク)を添えて下さった、本当に優しい、若く未来あるK様が一時的に必要な期間しっかりと生活保護制度を利用され、いつかまたご自分のやりたいことを実現できるよう、行政書士として願ってやみません。

三木 ひとみ先生へ

昨年の元日から、事情により祖父母と同居しなくてはいけなくなり、初めは私も仕事ができていて、なんとなく生活もうまくやれていました。
祖父が、とても難しい性格をしていて、自分の物と人の物を同じように扱ってしまうため、人の物でも勝手に捨ててしまうなど、昔から問題行動がある人でした。
そんな祖父に対し、祖母は嫌悪していて、関わる事を避けていました。

初めに住んでいた家は、私が一人暮らししていた戸建てに祖父母を迎え入れ、3人で住んでいたのですが、祖父が保証人でしたが、祖父が大家に失礼をしてしまい、信頼を損ない、半ば強制的に退去しなければならなくなり、現在の大家さんと出会いました。

この大家さんからは、元々岐阜の戸建てを借りていたのですが、そこでもまた祖父がご近所さんに迷惑を掛けて、私が仕事から帰宅する際に、自治会の人たちに待ち伏せされて、
「おじいちゃんの面倒が見れないのだったら、施設に入れろ」
「施設に入れないなら、ちゃんと世話して見ててくれ」
と、言われてしまいました。

数日後、祖父が人の庭に入り、木の実を取ってしまい、警察事になってしまいました。
それを機に、私は仕事を辞めて祖父母の見守りをすることにしました。

実際気を付けて見ていると、祖父は自分が出した生ごみを学校のフェンスの外にはみ出ている砂に埋めたり、人の家の塀に向かって立ち小便をしていたり、自宅前の狭い通路に堂々と私物を置いて日干ししていて交通を妨げたりと、本当に、たくさんの迷惑を掛けていることがわかりました。

そして、そんな祖父に対して、直接言っても、祖父は聞かない人なので、そのクレームは祖母にも言われていたのですが、祖母は一人で祖父に対して怒るだけで、直接口で祖父に言うことはありませんでした。

私は仕事を辞めてから、祖父に直接、毎回しっかりと聞こえる様に「それはやめて」と伝えるようにしました。その時、あっさりとやめてくれた事に、祖母もびっくりしていました。

祖父は、私が止めると、場合にもよりますが、基本的にはやめてくれるようになりました。ですが、同じ事を毎日のようにやろうとするので、やはりとても頑固なのか、言われた事を忘れてしまうのかは、まだわかりません。

祖母が一度、私のように祖父に注意したら、大きな声でドナリ返していました。恐らく、孫というひいき目から、私の注意を聞いてくれている気がします。

私の収入がなくなり、祖父母の年金だけでのやりくりができず、困り果てて、大家さんに家賃などの相談をしようと連絡した所、この大家さんから、三木ひとみ先生を紹介していただきました。

三木先生に、生活保護を受けるためには祖父母とは別居しなくてはならないと言われた時には、あきらめかけましたが、大家さんが解決してくださり、現在の埼玉まで祖父母と共に引越しを決めました。

条件が揃ってからは、とてもスムーズに申請手続きが進みました。三木先生が送ってくださった書類が、あったからこそだと思います。

何度も不安になることがあり、その度、三木先生にメールで相談しました。本当にすぐ返事をくださり、とても安心することができました。

きっと、この先も、お年寄りと暮らしているのだから、色んな困り事があると思いますが、私を今まで一番大事にしてくれて、ちゃんと愛してくれたのはこの祖父母なので、周りの人に嫌われてしまう状況や、いずれどちらかが一人ぼっちになってしまうことがないよう、まだ若い内に生活保護を受けることになった身として、責任をもって、2人の見守りをしていきたいと思います。

三木先生には、感謝しても足りないくらいです。
本当にありがとうございました。

(お客様のお名前)

目元カイロを同封しました。コロナでデスクワークも増えて、目もお疲れでしょうから、よければ使ってください!

私を今まで一番大事にしてくれて、ちゃんと愛してくれたのはこの祖父母なので、周りの人に嫌われてしまう状況や、いずれどちらかが一人ぼっちになってしまうことがないよう、まだ若い内に生活保護を受けることになった身として、責任をもって、2人の見守りをしていきたいと思います”へ3件のコメント

  1. 福岡県 H.S様 より:

    涙があふれて大変でした。
    なんて優しい方❗
    とても心癒されました。ヤングケアラー問題は良く知ってます。
    このご夫婦は幸せですね。
    お孫さんは痛みのわかる素敵な人。立派な大人になるでしょうね。

  2. 特定行政書士三木ひとみ より:

    H.S.様、こんばんは。行政書士の三木です。こちらの若く美しい心のお客様からのお手紙へのコメント、ありがとうございます!
    いつもおじいさまから目を離せないと伺っているので、こちらのHPをご覧になる時間もあまりないかもしれませんが(私とのメールのやり取りも数日置き、時に数週間あいたこともあって心配したことも・・・)、何かの折に目にされたらH.S.様の優しいお心遣いがきっと励みになることと思います。
    私は、このお礼の熨斗紙がかかったアイマスクを見たとき、心が洗われるようでした。もったいなくて使えないなと思っていましたら、行政書士法人代表の榎田先生(いつも目がお疲れ)が欲しいと仰ったので一枚だけ差し上げました(笑)。

  3. 福岡県 H.S様 より:

    度々失礼します。
    なんとなく勝手ながら心配になりまたコメントさせて頂きました。
    というのもかつての私の置かれていた状況に似てるなと思いまして。
    この方はとても優しく、真面目で責任感の強い方なんでしょう。
    ですがくれぐれも無理はしないで下さい。一人で抱え込まないようにしてください。サポートしてくれるひとはいるんでしょうか?
    私も一生懸命に介護しすぎてのめり込んでしまい体をこわしたので。
    何よりご自身が元気でいてください。それがこのご夫婦を守ることになります。
    経験者は語る、です(^_^)v

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