何とか生活してきたのですが、コロナ騒動で会社が倒産してしまい、私達親子は将来の灯火が消えてしまったのです
大阪府 40代 G様男性
(80代のお母様の生活保護申請のサポートを息子様より行政書士にご依頼頂きました。)
三木様
前略
この度は生活保護申請では多大なご尽力を頂き感謝の気持ちが絶えません。
少しでもお礼が伝えたく、乱文乱筆で恥ずかしいのですがペンを取る決心を致しました。
私は離婚後、実母と暮らしはじめて早くも10年が経過しようとしています。
10年前の母は、すでに77才でしたが、独り言が多い以外に違和感はなかったのですが、それは認知症の初期症状だったように思い返しています。
それから月日が経過して、酷い物忘れをするようになり、同時に、うつ病の症状も表れてきだしたのです。
母は過去、65才の時にDV(夫からの)で離婚をしている経緯があるのですが、当時は年金分割制度がなかったので、毎月3万円弱しか収入がなく、私も養育費で月々10万円以上の支払いでも、何とか生活してきたのですが、コロナ騒動で会社が倒産してしまい、私達親子は将来の灯火が消えてしまったのです。
今は何とか仕事が見つかりましたが、養育費の月10万が足枷となり、母の年金だけでは十分なケアができなく、毎日悩む中、ネットで見つけた三木ひとみ先生のホームページで、わたし生活保護を受けられますか、もう一度明日へ歩みだすための本のタイトルが目に止まりました。
三木先生には大変申し訳ないのですが、このご時世、世知辛い事ばかりなんで、そのたぐいの話なのかなと思っていましたが、反面、自分はもう、落ちる所迄落ちているので、これ以上、落ちる所は無いので、メールで問い合わせをしてみました。
それで、どうでしょう。余り時間がかからず返信があり、しかも、一度電話で話をさせて下さいと、積極的な内容にビックリしました。
それから、私と母の生活、状態を分析して頂き、同居での世帯分離での申請はハードルが高い事、施設入所と同時の保護申請を推奨され、不安(お金も含め)が募る中、時々、私からの弱音メールにも、力強く不安を払拭して下さり、本当に心強かった思いでした。
今回、私はこの件で、色々と学ばせて頂きました。福祉保護課に数度訪問する機会がございましたが、訪問者が多い事と、それに対応する職員の多さ、それを処理する早さ、少し言葉が違うかもわかりませんが、活気さえ感じる程でした。
それから、私と同じような親の介護で悩んでおられる方がいらしたら、親の施設入所で得た距離で、元の親子間の関係が戻るように、不思議な体験もしました。
もう一つ、生活保護受入相談となっている施設は、一般で入居されている方と同条件で、入居金額を圧縮して頂ける施設が有るということです。
最後になりますが、三木先生の人となりは、大変革新的な言動を感じています。古今東西、日本は島国の為か、保守派が排他的思想で、からみついてくる事も有るかもしれませんが、ご自分を信じ真に困っている人達を救済してあげて下さい。
私は非力なのですが、陰ながら応援しています。ただ、お体には、十分ご自愛下さい。
草々