最近、やっとIT技術者の特性が理解されるようになり、自覚して救いを求めてくる人が増えていると思います。ひとみ先生、どうか救ってあげてください。
熊本県 男性M様50代
三木 ひとみ先生へ
相談の段階から細かく説明していただき、申請代行してもらい、最短での保護決定を受けました。本当にありがとうございました。10件以上の質問のやり取りをして頂いたと思いますが、いつも超速の返信をいただき、すぐに不安解消出来たこともありがたかったです。私の判断が間違っていたことも何度かあり、法的な正しい判断をして頂き心強く感じました。
ひとみ先生に出会う前は、「保護課に相談に行っても追い返される」と思って諦めていました。本格的に生活保護をネット検索して行政書士が申請のサポートをしてくれる?という事も初めて知る事でした。
それよりも、先ず初めにひとみ先生のアットホームな雰囲気とアクティブさが同居しているようなYoutubeを見て衝撃を受けました。私の生活保護申請の印象が全く変わってしまい、本当に申請の受理と保護決定を出してもらえるのだと実感できました。
保護開始申請書をひとみ先生から出して頂けたことで、その後の手続きや家庭訪問も安心して受けられ、無事に保護決定となりました。
それから、住宅扶助より2万円以上高い家賃の住居に住んでいたため、保護決定直後から引越を勧められました。市外への引越を検討しましたが、最終段階で引越初期費用の一部の前家賃を住宅地の保護課からは支給できないと判明した時も、「どこかから借りてでも引越したい」という私の意見に対して、法的に適切なアドバイスをいただき、危うく保護停止になるところを助けていただきました。
そして、数ヶ月後に、前回よりいい物件に無事引越することができました。こうして、最初の申請だけでなく、引越のアドバイスも受けられたことは、ひとみ先生にお願いした時の予想以上にうれしい出来事でした。
私は、長くコンピューター関連(いわゆるIT業界)の仕事をしてきたので、就業支援担当の方は私の履歴書を見て、「すぐ就職できるでしょう」と言われます。しかし、このIT業界の就職活動においては、仕事と仕事の間が空いて無職の時期(ブランク)が少し長めの人は、精神的に大丈夫かな?と勘繰られます。その原因は、IT業界自体にもあります。
発達障害の中のASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)のある人は、プログラマーに向いているということが、その大きな要因です。ASDは、「シリコンバレー症候群」とも呼ばれ、シリコンバレーで働くプログラマーのうち、約半数以上が発達障害または発達障害の傾向があると言われています。Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏もASDであると言われています。このような著名人は、しばしば天才といわれます。プログラマーとしての有用な特性と同時に、上手に対人関係を築く事と協調性を保つことが苦手という特性もあります。
私が就業した職場でも、必ず数人のASD的な方がいらっしゃいました。しかし、良くない特性が強く出ている方が多かったように感じられました。私も、若干ASD的な性格で、人間関係で嫌なことを経験すると頭から離れず、フラッシュバックしてしまうことがあるため、耐えられない場面を多々経験しました。
そういう性格の方を悪く言いたいわけではなく、悪い影響(パワハラなど)が出てしまう場合、非常に対応が難しいということが問題なのです。加えて、仕事自体が精神の安定を維持しながら進めていくことが非常に難しいということが、輪をかけて難しい職場にしているように感じられました。
当然、その職場の人間関係が原因で会社を辞めることもありました。人間関係が原因で辞める以外にも、自分の意思や自分の能力の理由ではなく、社会の景気の浮き沈みを直に受けて、いわゆる派遣切りのような退職となってしまう場合も多く、その様な事を経験すると、IT業界で仕事をしていくモチベーションが下がってしまいます。
実際、私も3回ほど転職をしていますが、その度に、次はできればIT業界以外に就職したいという思いがありました。また、年齢的にもIT業界では高齢者は再就職が厳しいです。
人間関係を極力なくす方法としては、「完全テレワーク」での仕事をするという方法もあります。コロナ関連対策で、「テレワーク」の仕事の募集も増えていますが、ただ目を引くためだけのフレーズで、実際は、「テレワーク不可」の場合が多いようです。日本のIT業界で、テレワークが定着するには、あと10年以上かかると思います。コロナが収束すれば、テレワークも収束するでしょう。30年前にアメリカから出張で来日していた技術者が、「ほとんどテレワークだよ」と話していたのが、やはり夢の世界のようだと感じています。
多分、私と同じ経験をしているIT技術者の方も多いと思います。もし、ひとみ先生のホームページの「お客様の声」にたどり着いて、私の手紙を読んでいる、私と同じような経験をされた方がいらっしゃったら、意地を張って頑張りすぎて、身体や精神の不調をきたしてしまう前に、一旦生活保護を受けて、人生をやり直すターニングポイントにしてみる事をお勧めします。
ここまでたどり着けたのも、何かの縁だと思って、自分にとって今一番大切なことは何なのか、もう一度考え直して、まず生き抜いて、それから次のステップを踏み出しましょう。
最近、やっとIT技術者の特性が理解されるようになり、自覚して救いを求めてくる人が増えていると思います。ひとみ先生、どうか救ってあげてください。
ひとみ先生、本当にありがとうございました。
(お客様のお名前)
P.S.
8月23日以降の住所は以下になります。