姉の暴力はエスカレートする一方で、姉に怯える毎日が2年程続きました。私は家族を守りたい一心で、姉と二人暮らしを始めました。
大阪府 40代女性 I様
三木ひとみ先生
拝啓
桜花の候、ますますご隆盛のことと存じます。
この度は、姉の生活保護にあたり、大変お世話になりました。
本来なら保護決定後すぐにでもお礼のお手紙を差し上げるべきところ、時間に追われ、気持ちの整理もつかず、今に至ってしまいました。
ようやく、すべての手続を終え、暗雲低迷の30年間から抜け出し、一歩進めた気がしております。三木先生への感謝をお伝えさせて頂くとともに、一人でも多くの方が先生と出会い、光を見出すきっかけになればと、お手紙をしたためさせて頂くことに致しました。
姉の家庭内暴力が日常的になったのは、高校生の頃からでした。関係を築くのが苦手な姉には友人もおらず、高校卒業後は引きこもるようになりました。姉の暴力はエスカレートする一方で、姉に怯える毎日が2年程続きました。私は家族を守りたい一心で、姉と二人暮らしを始めました。
しかし、それも上手くいかず、事ある毎に実家に戻っては暴力の繰り返し。私は姉に知らせず家族を転居させることにしました。姉と家族が連絡を断ち、約20年、私と姉の二人での生活、姉の引きこもりは変わらず、何の光も見えないまま、私には姉の生活を支援し続けるしかありませんでした。正しい選択でないことは分かっていましたが、家族を守るためには、そうするしかないと信じてやってきました。
近年、自身の体調に不安を感じることがあり、私に万一のことがあれば、姉や他の家族はどうなるのだろうかと考えるようになりました。ただ、何か動くことで、家族の居場所を姉が知ることになり、長い間、色々なものを犠牲にして守ってきた、家族の今の生活を奪ってしまうのではという葛藤の中、色々調べ、お願いすることにしたのが、三木先生でした。
インターネットで依頼させて頂いた数時間後には連絡を下さり、私共の事情も丁寧にまとめ、2日後には、姉の生活保護の申請をして下さいました。
コロナ禍ということもあり、先生と直接お会いすることはございませんでしたが、迅速な仕事と細やかな気遣いは、電話やメールの端々に感じられ、とても心強く感じました。そして、先生にご依頼させて頂いてから20日で生活保護決定通知を頂くことができました。
あまりの早さに、改めて先生の偉大さを痛感致しました。
本来の先生のお仕事はここまでなのでしょうが、今まで住んでいたマンションを月末までに退去する必要があり、期日までに姉の転居先を用意できる自信がなく、厚かましいお願いと思いつつ、先生にご相談させて頂いたところ、快く、不動産会社も紹介下さいました。先生からご紹介頂いた杉本様も、大変親身になり相談に乗って下さったので、安心してお願いすることができました。
コロナ禍で、医療従事者である私が、私的に動ける時間が限られる中、契約のみならず、役所やお引越の手続きまで、多方面に渡り、ご支援下さいました。
おふたりのプロフェッショナルな仕事ぶりと、お人柄に救われ、勇気を頂きました。一人では絶対になし得なかったと思います。
もちろん、これから先の不安がすべてなくなったわけではなく、これからも色々なことがあると思います。でも、私は先生と出会い、一歩踏み出すことができました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
また、2ヶ月前の私がそうであったように、この手紙を目にされた方が、三木先生に相談される勇気を持たれるきっかけになれば幸いです。きっと先生なら、救って下さるはずです。
最後になりましたが、
ご多忙のことと存じますが、寒暖定まらぬ時期ですので、健康には十分にご留意なされ、さらにご活躍されますことを祈念申し上げます。
敬具
(お客様のお名前)