なんでこうも、一般人で知識のない人間に対しては無茶なことを言って、特定行政書士がやり取りしたら、すぐさま生活保護の申請に携わるというようなおかしなことがおこるのか、正直役所の態度に疑問を持ちました。
広島県 30代男性 A様
三木様
この度は、要保護者の姉の生活保護申請に全力を尽くして頂き、誠に感謝しております。
姉から生活保護の決定がおりたと連絡があった時、本当に涙が出そうな程喜びました。今回申請をしたのは、実の弟である私ではありましたが、両親にもすぐ決定通知の連絡をしたら、本当に喜んでいました。
申請の際に、三木様に説明した通り、姉は酷い月経前症候群と鬱病の両方を患っており、仕事に就く事も容易にはできず、ここ10年程度はお金の援助は主に両親がし、時には私も援助することがありました。
私の家は決して裕福な家庭ではなく、本来なら姉の国民年金も代わりに払ってあげたいという気持ちはありましたが、そこまでできる程の余裕はなく、必要最低限の援助しかできませんでした。姉は食料の援助だけならまだしも、医療費にかなりお金がかかることが多く、本当に困っていました。
10年前頃は、まだ両親がまともに仕事をしていたので、そこまでは私自身も気にしないようにしていました。
ただ、ここ数年になって、母も身体の不調を訴え、パートタイムを辞めることになりました。父もまた、仕事には就いていたものの、持病を多く持っており、歳を重ねるにつれて金銭面が苦しくなってきていました。
そして申請者である私自身も、10年程度前から仕事によるストレスで鬱病を発症し、今でも鬱の薬は手放せない状態です。両親も私も、いつどうなるかが分からず、働くことができない姉への経済援助は、極めて困難な状態になってきていました。
そんな中で、両親がまだ生きているうちになんとかならないかと、ここ数年ずっと両親と私が一緒にになって考えてました。
そんな中、私は一人で生活保護について調べるようになっていました。これだけ困っているのなら、生活保護が受給できるのではないかと、安易に考えていました。
思い立ったらすぐに役所の生活保護課に行って、姉が生活保護を受けられないか、担当者に問い合わせてみました。その時に、役所の方から言われたのは、4人家族であれば、総支給で17万円以上の収入がある限り、生活保護を受給することはできませんとあっさり断られました。
両親の年金額と私の給料だけで17万円は超えており、無理だということに気づかされました。私はその時、とっさに思いつき、もし姉が一人暮らしをすればどうなんですかと役所の方に聞くと、その場合であれば、できるかもしれないと言われました。
また、役所の方が、生活保護を受けるために一人暮らしをするというのはおかしいと言われ、説明も極めて感情のない役所的な対応であり、やはり生活保護受給というのは非常に難しいのだなと思わされました。安易に考えていた分、ショックは大きかったです。
さらに、生活保護を考えるのを止めさせられたのは、役所の方からその時に言われたことですが、生活保護の申請書を出されたら、3親等以内の親族には扶養照会をしなくてはならないと付け足されました。生活保護は未だ世間からの偏見の目が多いのに、おじ、おばまでのような、いまや付き合いもほぼ無くなっている人に対して、生活保護の受給申請をしているのがばれるというのは、姉自身もすごく拒んでいましたし、私もお勧めすることができなかったです。なんせ究極の個人情報ですから。
そんな中、ネットで生活保護を検索していた時に、三木様の事務所がヒットしました。ホームページの内容を見させてもらったところ、生活保護に特化している特定行政書士の方がおられるということが分かりました。もしかしたら、この方に相談したら、何かできるのではないかと思い、すぐに連絡を取ってみました。
そうするとすぐに電話連絡があり、一人暮らしをされていて、資産も貯金もない方であれば、生活保護申請の決定は間違いなく通ると言われました。最初は半信半疑ではありましたが、三木様と連絡をとるようになり、この方だったら確かに生活保護の受給までできるだろうとほぼ確信しました。三木様はいつ寝ているのか分からない位、メールの返信などはすぐに返してくれました。また、申請決定に至るまでに、疑問に思ったこと、困ったことに、すぐに感情のあるお言葉で、こちらを安心させてくれるような返事をいつもして頂きました。時には、憲法や法律のことも教えてもらえて、こちらが安心できるような根拠のある返答をいつも頂いていました。
役所の方から、生活保護を受けるにあたり、3親等以内の人に対しては必ず扶養照会をするということを三木様に伝えたところ、扶養照会はやめてもらうことができると言われ、安心して生活保護申請を頼むことができました。
今回は役所の対応が非常に悪いところだったので、三木様に生活保護の申請書を役所に直接代理提出をしてもらうことを決心しました。その結果、役所は三木様と直接やり取りしてもらい、私は役所に行って必要な書類提出をする程度で、何も困ることはありませんでした。
その時は、役所の人間も人が変わったかのように、扶養照会は行いませんと言い切りました。なんでこうも、一般人で知識のない人間に対しては無茶なことを言って、特定行政書士がやり取りしたら、すぐさま生活保護の申請に携わるというようなおかしなことがおこるのか、正直役所の態度に疑問を持ちました。
その結果、三木様から申請書を代理提出してもらってちょうど2週間で、保護決定通知の連絡がありました。申請中も、三木様は不安なことで連絡をしたら、すぐに返事をしてくれました。本当に安心して、決定通知を待つことができました。姉は今、実家から歩いて行けるところに一人暮らしをし、お金の受給もあるので、安心して暮らすことができています。
長々と文章が続きましたが、三木様には今回の件、本当に感謝しています。世の中には、まだまだ生活に困っている方が大勢いると思います。三木様の素晴らしいお人柄があれば、まだまだ多くの人が、一日三度のご飯にありつけるようになると思います。
三木様は働きすぎなので気になっておりますが、お身体はくれぐれもお大事にされながら、頑張って下さい。私がまた困ったことに出くわしたら、相談させて下さい。その時はよろしくお願い致します。
(お客様のお名前)
良かったですね。
役所の対応はなかなか改善されませんね。
人を見下したような態度と無知さかげんには腹立たしい思いです。
それにしても心優しい弟さんですね。
こちらまで嬉しくなりますね。
この様な機能不全を起こしてしまっている役所の対応を数多く見聞していると、この社会を変革するのには大人の既存のやり方では、もはや限界にきていると感じてしまいます。様々な分野の有能な方々が日夜、奮闘してらっしゃるのに、減るどころか、むしろ増えてきているようにも感じています。だからでしょうが、人類が生き残らんがために私たちにはない知性や知識を持った子供たちが多く誕生してきているようです。
だけど才能ある子供たちの多くは、公共の教育システムによってだめにされています。
ADDとかADHDとか意味不明なレッテルを貼られている子も沢山います。生徒に人生の大きな試練に対する心構えを与えられない学校の無能さを多くの人が嘆いてもいます。無能さを露呈してきているのは教育機関だけではありませんが。
私には思いつくこともできない、クリエイティブなアイデアと行動力を持った人たちが子供たちやこれから誕生するのを待ちわびている人たちの中から、現れることを強く期待しています。その人たちの未来に障害物を置くことのない、自分でありたいと思います。