疲れ切って、一か八かと、三木先生に相談し「できますよ」「できなかったら他の方法を考えましょう」 と言ってくださった時、子供のように泣きました
福岡県 40代女性 N様
三木ひとみ先生
ご無沙汰しております。
去年は父の件で、大変お世話になりました。
お礼を伝えたくお手紙いたします。
我が家に生活破綻の問題が生じてから一年間
私は一人、手探りで奔走していました。
複雑な問題のある家庭で周囲の理解も難しく
相談先で心無い言葉も浴びました。
疲れ切って、一か八かと、三木先生に相談し
「できますよ」「できなかったら他の方法を考えましょう」
と言ってくださった時 子供のように泣きました。
どれほど安堵したことか忘れもしません。
奔走した一年間
市役所の生活支援課へ何度も何度も相談へ行くも
四角四面でダラダラとした対応を受け
我が家の問題に向き合うことも無ければ
具体的な話はありませんでした。
父が引き籠ってうつ病が心配なことも話しましたが
父本人がここに来れないなら
どうしようもないと言われました。
いよいよ苦しくなり
生活保護申請をしたいと言った時は
生活支援課の相談員2人とその上司が並んで
「土地の整理ができていないのでできません」
と言われました。
これが役所かと腹が立ち、言っても無駄だと思いながら
私は何度もここにおしゃべりをしに来てるんじゃないと
一言怒鳴って帰りました。
私にはもうどうしようもないと思いながら
諦めきれずに探して三木先生に辿り着きました。
多忙な中、何度も何度も丁寧に教えて頂き
疲労と不安からでるまとまらない質問にも
一つ一つ親切に答えてくださったこと 心の支えでした。
本当に助かりました。
おかげで父は無事に生活保護を受けることができました。
三木先生に頼ることができなかったら
私自身がもう限界でしたから
家族はそれぞれ生きる意味を失い壊れていたでしょう。
後から思えば 生活支援課への最初の相談の時から
先は見えていたはずなので あの3人は生活保護の申請をさせる気は無かったんだと分かりました。
三木先生に出会えて本当に良かったです。
心強かったです。有難うございました。
2025年1月2日
(お客様のお名前)
※別紙2枚に追伸として、ご質問が列挙されていたので、個別にお電話で回答しました。こちらの公開は個人情報が含まれるため、差し控えます。
私の趣味は散歩をすることです。それは健康のためでもありますが、それ以上に何の目的もなく
ただブラブラ歩きまわることが、喜びだからです。最近は事情があり家を長時間、留守にできなくなったので遠出はできませんが、それでも家の周辺をよく歩きまわなります。
何も考えず、ブラブラ歩いていてフッと立ち止まって周りの景色を、ゆっくり見渡したとき
いつも見慣れている景色が、違ったものに見えているときがあります。
立ち並ぶ住宅も道端に生えている草も樹木も、空に浮かんでいる雲も、遠方に見えている山々も
すべてが生き生きと輝いていて、私に微笑んでくれているように感じることがあります。
ただ生きているだけのことが、無上の喜びに感じるときでもあります。
歩いていると普段は気づけないでいたことに、気づけたり悩んでいた問題の解決策がストン!と
思いついたりします。古今東西、重大な発見の多くは歩いているときに生まれたものだと、聞いたことがありますが、二足歩行の人間は歩いたり走ったりすることで、脳が活性化する生き物
なのでしょう。
生活保護を受給されていらっしゃる方の中には、様々な理由で外出することに困難さを感じて
いる方も多いかと思います。決して無理をしてはいけませんが、少しの時間でもいいので
創意工夫をし散歩に出かけて、外の空気を吸っていただきたいと思います。
車イスや歩行器を活用するとか、親しい人やヘルパーさんに介助をお願いすることもできるかと
思います。人ごみが苦手なら(私がそうです)早朝の空気がきれいなときに、出かけることもできますし、そうしながらくつろぐことのできる、お気に入りの場所やコースを見つけるのも楽しいものです。
お金を消費することやSNSなどで誰かと、おしゃべりする喜びとは、また違った喜びが
あることに気づけるかと思います。
自立が困難な状態で、生活保護を受給されている方が心穏やかに日々、不安なく暮らしていくためには周囲にいる人たちの理解と協力が是非、必要です。
特に受給されている方の介護を、されたして寄り添ってらっしゃる方が健康であることが
何より大事だと私は考えています。
だからこそ、その方々にご自身を大切にし健康でいていただくためにも是非、散歩をする習慣を身につけていただきたいと思っています。
人生は長いのです。私のような老人が言うのですから確かです(笑)
そして受給した地点はゴールではなく通過点、もしくは新しい生活に向かってのスタート地点
だということも、忘れてはいけないことです。
何と言っても散歩のよいところは、お金はまったくかからず行こうと思い立ったときに
すぐに行動に移せることです。行きたいと思ったときに散歩に行くのがベストでしょうが
私の経験からすると気持ちが滅入って、なにもしたくないときや何か問題を抱えていて
ひとりで家の中で悶々としてしまっているときにこそ、重い腰を上げて散歩に出かけていただきたいと思います。
『あなたが不機嫌なら散歩に出かけなさい。それでもまだ不機嫌ならもう一度、散歩に出かけなさい。』 ヒポクラテス(古代ギリシャの医者 医学の祖)の言葉