本人が選んで障害者になったわけでも、我儘で働けないわけでもないのに、最低限の生活が守られなく、苦々しさと不安でいっぱいでした

神奈川県横浜市 K様女性70代(入院中の40代息子さんの生活保護申請サポートをご依頼いただきました。)

三木 ひとみ先生

先日は生活保護申請にご助力いただき、ありがとうございました。申請に関しての手続きをどのようにしたらよいのかわからず、病院のケースワーカーにたずねましたが、住んでいる市町村の福祉事務所に、というだけで、何も教えてもらえませんでした。

たまたま知人の息子さんが癌になり、働けなくなり、福祉事務所の手続きで親の家に調査に来た話を聞いて、いろいろ覚悟しながら、長い間、精神疾患で苦しんでいる息子のために、三木先生に電話しました。

法律のこと、本人の自立した生活を保証する条件など、丁寧に教えていただきました。市役所では、世帯での所得や財産を審査することや、病院に入院した場合は入院前の市町村での審査であると聞いていました。本人が選んで障害者になったわけでも、我儘で働けないわけでもないのに、最低限の生活が守られなく、苦々しさと不安でいっぱいでした。

精神病院に三年入院、自立のための努力はしていますが、三木先生のサポートで、今回申請が受理されました。
親は介護保険受給者で、病気がちで、本人も親亡きあとを心配していました。

優しいお電話やメールを、何度もいただき、ありがとうございました。深謝申し上げます。残暑厳しき折、お身体大切に。お礼まで。

かしこ

令和元年八月二〇日
(お客様のお名前)

※担当行政書士より一言
お客様のお手紙の文中に、「世帯での所得や財産を審査」と記載されていましたので原文のまま掲載していますが、生活保護の審査においての「世帯」というのは一般的な意味合いでの「世帯」と解釈が異なる部分があります。生活保護審査においては、個々の申請状況により、世帯の範囲は変わることがあります。
入院中は保護費の計算方法が賃貸物件での一人暮らしの場合とは異なること、ご本人様に生活保護費以外の収入もあったことから、色々ご家族様も不安だったと思いますが、無事に保護決定となり本当によかったです。