行政書士の三木ひとみです。

いよいよ、平成最後の日となりました。平成設立の行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は、これまで非常に多くのお客様に支えられてきました。

感謝の気持ちを込めて、平成最後のブログを綴っています。

<2019年大阪府行政書士会天王寺支部の定時総会後記念写真>

これまでご依頼いただいた沢山のお客さま

行政書士が扱える業務分野は幅広いので、一度ご相談いただいたお客様には別のお悩みごとでも、二度、三度と頼っていただくことがあります。

東京の40代K様男性。
生活保護申請サポートをご依頼されたお客様が無事にスムーズに生活保護を受けられるようになり、経済的不安がなくなり、医療費の不安なく病気治療に専念できるようになった結果、勉強に専念して資格取得。会社設立のご依頼をあらためていただきました。

奈良の30代Y様女性。
お母様の生活保護申請に役所に出向くも門前払いされてしまい、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所にて申請書を作成し、福祉事務所に使者として代理提出、受理してもらい審査の結果無事に保護開始。

その後、ご親族の経営する飲食店の許認可申請と、営業先との契約書の作成ご依頼をいただきました。

大阪の20代O様男性。
まだ行政書士になって間もなかった私は、雨の日に大阪市内の区役所で待ち合わせをしたことをよく覚えています。最初、駅直結のホテルロビーでお待ち合わせしましょうかとお伝えしたところ、「そんな所へ行ける恰好じゃないです!」と恥ずかしそうにお電話口で言われてしまい、申し訳なく思ったものです。

お会いしたとき、頭からずぶぬれで、聞けば傘も買えず電車にも乗れず雨の中歩いて、寝泊まりしていた公園から来たとのこと。(これほど困窮状況なのに、前日ご自分で役所に行っても追い返されたというのです。)

生活保護申請だけであればご本人に出向いていただかなくても良かったのですが、O様はその日寝泊まりする場所を提供してもらう必要があったので、同行させていただいたのです。

保護決定後、提携する不動産会社さんをご紹介し、気に入られた物件の引越費用も役所に支給してもらって、無事に人間らしい暮らしができるようになりました。

そして翌年、O様から「三木先生の事務所ホームページのようにネットで集客できる仕組みを教えてほしい」というご相談がありました。当事務所提携のエンジニアがマンツーマンでパソコン指導をして、HPも作成し、独立のお手伝いをしました。

重ねてきた信用の大切さ

行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は、大阪に拠点を置く行政書士法人ですが、日本全国、北海道から沖縄まで、また月に数回はインターネット経由で海外のお客様からもご相談いただいています。

まさに、平成の文明の利器をフル活用して、お客様のサポートをしてまいりました。

でも、仕事の基本は平成も昭和も、来る令和でも変わらず、結局は信頼の積み重ねだと思うのです。

華麗な宣伝テクニックで引き寄せ、巧みな営業トークで成約に至っても、中身がなければ結局お客様は離れていくし、長続きしないでしょう。

時代の変化と共に、変わるものもあれば、変わらないものもありますね。変わらないでほしいことも。

<行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の前身である、行政書士ひとみ法務事務所時代の写真です。原点はここでした。>

思い出すこと

私事で恐縮ですが、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の一部でもある「ひとみ」と命名してくれた祖母は大正生まれで、平成に入ってすぐの1994年に腎不全のため76歳で亡くなりました。

私は母子家庭で育ち(父は警察官でしたが幼少期に離婚、私は教員の母に引き取られました)、病気の祖母は発作と格闘しながらも、私と妹が小学校から帰ると家で待っていてくれました。「おかえり」と言ってくれる病気のおばあちゃんが居てくれたからこそ、外でのいじめにも負けず、休まず学校に通えたのだと思います(非常に重い重い足取りではありましたが・・・)。

心配をかけたくなくて、いじめに遭っていることなど絶対に家族に悟られないように、平然と家では笑うようにしていたことが、結果的に良かったのかもしれません。

「泣かないで行ってこいよ」
立ち上がって玄関まで見送りに来ることさえできなくなった、祖母から毎朝のように掛けられた言葉に、
「えー泣くわけないじゃん!行って来ます!」
と元気よく出発し、当時はヤブや林も多かった横浜郊外の通学路の途中、誰も通らない道を選んで、下を向いて泣きながら学校へ行ったものです。

おばあちゃんの財布から、夜そっと盗んだ500円玉を同級生に渡すために。渡さないと、男子たちから殴られて蹴られて、女子たちから笑いものにされるから(大袈裟ではなく、実話です。ここまで最悪な状態だったのは、小学校高学年の半年ほどでしたが。)

そして、中学1年の春に、祖母は天国へと旅立ちました。それから、おばあちゃんが生前言っていた言葉だけを頼りに、勉学に一心不乱に励むようになりました。

「為せば成る、為さねばならぬ、何ごとも」
「情けは人の為ならず」

今もこれらの言葉は、日々仕事と向き合う原動力となり、私の心に生きています。

<個人事務所時代に使用していた名刺です。>

新しい令和の時代も変わらず

親のような存在で、一番に愛情を注いでくれた優しかった祖母は、戦争で未亡人となり、苦労の多い人生でした。おばあちゃんと一緒に見た平成の幕開け、それも終わってしまうのだと思うと、何ともこみ上げてくるものがあります。

幸いにして、戦禍を国内では見ることのなかった平成の世が終わり、新しい時代へと移ることで、大切なことが忘れ去られることのないよう、願うばかりです。

前代未聞とも空前絶後ともいわれるお役所の10連休の真っただ中ですが、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は一日も休まず、通常通り業務を行っています。お困りの際は、いつでもご連絡ください。