行政書士の三木ひとみです。

平日はいつも忙しい行政書士法人ひとみ綜合法務事務所。今日も矢継ぎ早に全国の官公庁への申請書提出、受理確認、経過連絡、結果連絡、お客様からの相談、ご予約、書類作成に明け暮れ、あっという間に日が暮れていきました。


(疲れたときは、仕事に集中するため、コーヒーとチョコレートを頂きます。)

それでも、今日やるべき仕事をすべて終え、お客様からの連絡もひと段落した20時過ぎ、ふとネットニュースを見たところ・・・

「フィギュアスケートの元オリンピック選手の織田信成さん、無視や陰口などの嫌がらせを受けたとして慰謝料を求めコーチを提訴」

大手新聞一面には、「トヨタでパワハラ自殺」(28歳・適応障害)の見出しも。

社会面をめくると、連日報道が続く、兵庫県神戸市における教職員間でのいじめ。

大人社会のいじめ。本当に恥ずかしく、嘆かわしいことです。心無い職場での悪口や無視によって、深く心を痛め、傷つき、徐々に精神的に追い詰められて辞職せざるを得なくなり(あるいは不当な解雇をされたり)生活に困窮して役所に行ったら、
「まだ若く健康なのだから」(心の病気でもお金がなくて病院に行けないのに)
と言われて再び傷つき、賃貸住宅の家賃も払えなくなり身も心もボロボロになって、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所に駆け込んで来られたお客様は数知れません。

唐突ですが、子どもの頃を思い出してみてください。先生から
「この問題がわかる人、手を挙げて発表してください。」
と言われても、誰一人として手を挙げない。

誰か一人が手を挙げると、二人目、三人目とパラパラと手が挙がり始める。その波に乗るように、自分も挙げる。こんな経験をした人は多いのではないでしょうか。

まず、誤解のないよう先に書きますが、私は日本が大好きです。でも、教育現場におけるこのような光景は、諸外国では稀なことです。

最近ようやくメディアでも取り上げられて改善されてきましたが、中学校では制服の着用はもちろんのこと、私の娘の通った公立中学校においては、下着の柄や色まで校則で決められていました。髪型は女子はおさげ、男子は坊主、一体いつ作られたかわからない、時代の置き去りのような校則に教師も生徒も縛られていました。

30度近い夏日でも、冬服着用期間であれば厚手の冬服を着用しなければならない、とされていました。真夏日の予想があった5月の冬服着用期間、事前に学校に保護者として打診しても冬服着用をという返答の一点張りだったため、娘の安全を守るため夏服を着させて登校させたことがありました。途端に問題児扱いされ、学校で強制的に着替えさせられたというから、驚きました。

自由な意思決定がほとんどないことを当たり前のこととして育つと、理不尽なことがあっても誰も意見しようとしない、そんな大人社会になってしまうのかもしれません。

理不尽なことに対する正当な主張であっても、多勢と異なる意見であれば、非常識だと非難の的にされてしまうからです。
上手く世渡りして生き残るためには、既得権力を持つ人と仲良くする、マジョリティに属することが安全路線です。従って、大勢の意見は正しい、権力者の意見は正しい、となるのかもしれません。

夏目漱石は、明治期の日本社会をどう見ていたか。
かかる下りで始まる「草枕」。
知に働けば角が立つ、情にほだされば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

令和の世もさほど変わらないのかもしれない、と最近思います。

大人のいじめ、パワハラ自殺や労災、訴訟事件などを見聞きするたび、いつも思うことは、なぜ、見て見ぬふりをする傍観者が多いのかということ。

目の前で、理不尽なハラスメント行為が行われていたら、自分と関係のないことだと目を背けないでほしいと思います。
たかが陰口くらい、無視ごときで騒ぎ立てて、と眉をひそめ非難する人もいます。他人の痛みを想像できず、無責任にただ批判することが、被害者を二重に三重に傷つけ、追い詰めていくのです。

織田信成さんのような著名な方が、陰口、無視というハラスメント行為をされたとして民事提訴したことの意義はとても大きいと思います。これで、心無いことをする直接の加害者だけでなく、「たかが悪口くらい」と傍観する人が減って
「その場にいない人を悪く言うのはやめましょう」
「無視をすること、仲間外れは、大人のいじめ」
と、諫める人が増えれば、もっと暮らしやすい世の中になるはずです。

子を持つ親であれば、誰しもわが子の幸せを願うでしょう。自分の子どもだけでなく、全ての子どもが、伸び伸びと自由に学び、いじめや差別から守られる教育環境を大人がつくることで、日本の未来はもっと明るくなる、そう私は信じています。

行政書士法人ひとみ綜合法務事務所はすでにクリスマスモードです。

クリスマスツリーはスタッフみんなで飾り付けしました。

行政書士法人ひとみ綜合法務事務所にお越しになるお子さんたちのためのお菓子も常備しています。