2025年振り返り~託された「願いのバトン」おわらない生存権の闘い

2025年も残すところあと僅かとなりました。行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の一年の感謝を込めて、今年最後のブログを綴りました。

塀の中から越えて届いた「司法福祉」への提言

今年、私たちの行政書士事務所には、刑務所に服役中の方々から相次いで手紙が届きました。以前「弁護士JPニュース」等で公開した、出所者の社会復帰と生活保護の関連性を問う記事を、ジャーナリスト寺澤有さん(日本人で唯一、国境なき記者団より「世界の報道ヒーロー」として表彰)が刑務所に差し入れて下さったことによる、反響でした。

長野刑務所の男性からの手紙には、几帳面な文字で、再犯防止に向けた極めて具体的かつ重要な提案が記されていました。

「お金がないから犯罪をするしかない」という負の連鎖を断ち切りたい。「まっとうに生きたい」「二度と罪を犯したくない」と切実に願っています。

刑務所内で、仲間たちと生活保護と更生について話し合ったと綴られていました。生活保護制度を、けっして「怠け者のための制度」などではなく、二度と刑務所に戻らないために社会が用意すべき「犯罪をさせないためのセーフティネット」として捉えていることが伝わってきました。

私はこの声を重く受け止め、法務大臣や厚生労働大臣、長野刑務所へ書面で回答を求めました。残念ながら数ヶ月経っても回答は得られていませんが、「願いのバトン」を託してもらった以上、来年も走り続けます。

また、千葉刑務所の男性からは、自身の感想文が行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のブログで紹介されたことへの感謝の手紙が届きました。

「汚い字と拙い文章でボツになると思っていたのに…紹介していただき、温かいコメントまで頂き、本当にありがたい思いです」

しかし、見知らぬ誰かに「ありがとう」と伝えたいという人間として当たり前の感情すら、刑務所内では「伝言」とみなされ、ペナルティーの対象になってしまうという厳しい現実も綴られていました。

このような制約の中でも、彼らは「司法福祉」という言葉に希望を見出し、人生をもう一度やり直そうと、壁の向こうで学びたいと願っています。この「願いのバトン」を机上の空論で終わらせてはいけないと思っています。

弊所内で、「今年一番印象に残ったこと」を突撃LINEインタビューしてみました!

44歳の誕生日に、不当な「2分の1処理」で22歳の再出発!?

私事ながら、大みそかの本日、私は44歳の誕生日を迎えました。 本来なら「44歳」という現実を受け入れるべきところですが、ここは今年、最高裁で国民が歴史に残る勝訴をした「生活保護費大幅減額訴訟」に倣ってみたいと思います。

厚労省が不当な「物価偽装」によって保護費を削減したあの「統計マジック」が許されるなら、私の年齢も司法の視点で再計算させていただきます。

44歳 × 2分の1 = 22歳!

この若々しいエネルギーで、来年も社会の理不尽に真っ向から立ち向かっていく所存です。

「明石の母」からの祈りと、新たな歩み

最後に、この一年、私の心を支え続けてくれた大切な存在をご紹介します。

クリスマスプレゼント
チョコレートが大好きな娘だから
私のお気に入りのチョコを買いました
メロディカードも買って メッセージも添えました
ポリエチレンシートで包むと レターパックがいっぱいになりました
ささやかなクリスマスプレゼント
嬉しそうに 楽しそうに チョコをほおばる
外の娘 が 思い浮かびます
辛いこと 悔しいこと 貯め込んだら負けてしまうから
ぎゅっと 押し潰して 投げ捨てましょう
そのパワーが衰えてきたら 又 チョコを いっぱい送ります
2025/12/20 明石の母

「明石の母」と皆に慕われる田坂美代子さんから頂いた、温かなお言葉。
心に、あかりを灯してくれます。

心に平安を
揺るぎない真の幸福を
どうぞその手で掴めますように

祈りは時空を飛び越えて
伝わっていくから
変わっていくんだよ

必ず平安が訪れ
真の幸福を掴めるんだよ
だって 明石の母が祈っているから

母の「祈り」と、刑務所から届いた「願い」 これらの重みあるバトンをしっかりと握りしめ、12月から加わった社会保険労務士(ひとみ社労士事務所2025/12/1開業)としての知見も活かしながら、2026年も誰もが尊厳を持って生きられる社会を目指して走り続けます。

行政書士法人ひとみ綜合法務事務所 特定行政書士/社会保険労務士 三木ひとみ(心は22歳)

追伸

年賀状には、「1/5に生活保護とPTAの記事が公開されます」と記載しましたが、掲載は1週遅れになる見込みです。1月後半には、「生活保護と地域格差」。2月には、中国在留孤児の日本人について書きたいと思っています。

1995年にNHKで放送された『大地の子』亡き山崎豊子さんの作品が原作となったドラマで、中国残留孤児を主人公に戦後中国人として強く生き抜いた男性を描いた物語。

年中無休の行政書士法人ひとみ綜合法務事務所ですが、役所がお休みで比較的静かな三が日に、読み返したい一冊です。

12月30日行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の恒例行事てっちり鍋

〆はうどんで!


フォトby K.Kyobashi
令和7年12月6日あべのハルカス57階天空にてクリスマス会の様子


理不尽な社会について熱く語りました。ご興味あれば、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のYoutubeをご覧くださいね。


天使の集い


ゆりこさんからお洒落なプレゼントを頂きました。バブル時代のミスキャンパスは、心も美人、多才な方。プロ級の歌唱力、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の最新Youtubeでご覧いただけます。


後日、T君から頂きました。ありがとうございます!


フォトby K.Kyobashi

最後までご覧頂き、ありがとうございました!皆様、どうぞ心穏やかな新年をお迎えください。
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所 一同