全集中!~任意後見・遺言・生活保護・コロナ補助金サポートに全国出張~
特定行政書士三木ひとみです。
コロナ禍においては極力対面業務や移動を回避しつつも、電話・メール・ZOOM等動画での即日相談対応と、脱ハンコ行政の流れに乗り申請書提出もお客様と書面のやり取りにおける接触感染を防止できるよう役所側に通常持参の書類を郵送やFAXで提出させてもらい電話で交渉するなど、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は緊急事態宣言の最中も、年中無休でスピーディに業務遂行しつつも感染予防を徹底してきました。
ただ、警察や裁判所、また生活保護でも自宅生活の方の新規申請における家庭訪問など、コロナ禍においても対面を免れないものもあります。今週は、石川県金沢市、愛知県田原市、岡山県倉敷市、兵庫県姫路市、の4県を公共交通は避けて少人数の車移動で安全に出張してきました。
滋賀から新潟を結ぶ北陸自動車道、大阪から石川金沢へ。緊急の電話もあるので、コロナ前から、平日日中は車移動が基本でした。福井県の南条SAで休憩。
まずは、金沢家庭裁判所へ。日本三大名園の一つである兼六園の北側に位置し、金沢城公園にも隣接し、緑に囲まれています。
ご本人に十分な判断能力があるうちに、あらかじめ選んだ人(任意後見人)に自分の判断能力が低下した場合に代わりにしてもらいたいことを、あらかじめ契約で決めておく、任意後見制度というものがあります。
実際に判断能力が低下した場合に、家庭裁判所で任意後見監督人が選任されて初めて、任意後見契約の効力が生じます。これにより、契約であらかじめ定められていた任意後見人が、任意後見監督人の下に、契約で定められた特定の法律行為をご本人に代わって行うことが出来るようになります。
この日は金沢市内に一泊、仕事後に無料開放されていた兼六園の夜のライトアップ散策へ行ってきました。
Gyoseishosi Miki visited Kenrokuen, one of the three most famous gardens in Japan and enjoyed scenic views of autumnal leaves.
赤や黄色に色づいた木々、雪吊りを施した松が、夜の闇の中で照らされ、幻想的な雰囲気が広がっていました。
This garden originated more than 300 years ago as the garden of the secondary residence of the feudal lord of that time. It is one of the best daimyo gardens, and one of the three most famous gardens in Japan. You can enjoy the Japanese atmosphere of its beautiful landscaping at any time of year.
出張は日帰りが殆どですが、今回は小学5年生の息子の学校休業日でしたので、兼六園より120年も古い歴史を誇る金沢の名勝・玉泉園を眺めつつ、かなざわ玉泉邸の郷土料理を頂きました。心満ちるひとときでした。
Kanazawa benefits from its location facing both the sea and mountains, with an abundance of fresh ingredients available.
These includes seafood such as crabs and shrimps from the Sea of Japan, as well as locally produced Kaga vegetables. Kanazawa’s rich food culture aims to delight all of your five senses using its advanced cooking techniques and arrangements, serving up dishes and table manners in addition to the ingredients.
Kanazawa is also known as the home of Japanese confectionery due to the fact that a number of famous sweets were created in the city, and where the tea ceremony is very popular.
出張先では、情報収集のため地元紙に必ず目を通します。
能美市では、クマの捜索にドローン(最新小型無人機)を活用していくとの記事を発見。
このドローン飛行許可申請も、行政書士の仕事の一つ。
市が導入したドローンは最新型(縦81cm、横67cm、バッテリー2個搭載時の重さは約6.3キロで、飛行時間は最大55分間。雨や雪が降っている時や強い雨でも、飛行が可能、全方位で自動感知できる衝突防止機能も充実)、クマの発見だけでなく、クマを自動追尾して追い払ったりも可能。
火災や自然災害時は、上空からの現場確認や要救助者の発見などにドローンを活用することもできます。
クマの人的被害や出没が多発している石川県加賀市や小松市では、既に導入が相次いでいます。不作の秋は空腹のために冬眠できないクマが奥山から出てきやすいので、早朝の外出時は鈴を付けるなど、人間が警戒する必要があります。
出発前の早朝は、江戸時代に加賀藩士の邸宅が建ち並んでいた長町武家屋敷跡を散策しました。この一帯は、火災が少なく戦火も免れたことから武家屋敷が保存状態良く残っています。
During the Edo period, the middle-class samurai of the Kaga Domain resided here. The narrow alleys, earthen walls, and Nagaya-mon Gate all remain the appearance of ancient times.
They remain well preserved because the area has not been affected by fires.
次なる目的地は、愛知県渥美半島。ここには行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の設立時から顧問契約をして下さっている、大切なお客様がいらっしゃいます。大阪、東京方面どちらからでも車のアクセス利便性が良いところ。
今年7月10日から、法務局が1通3,900円で自筆の遺言を保管する制度が始まりました。法務局が書式をチェックした上で厳重に保管してくれるので、体裁の不備も紛失の心配もありません。
余談ですが、奔放な生き方から紀州のドン・ファンと呼ばれた和歌山の会社経営者の方は、赤のサインペンで「全財産を田辺市に寄付」と書き残し、田辺市が昨年9月に文書には法的効力があると判断、13億以上の遺産を寄付として受け入れる方針を表明し、話題になりました。その後、親族が遺言書の無効確認を求めて和歌山地裁に提訴、遺言がもとで逆に紛争が生じてしまった悲しいケースといえるかもしれません。
また、自筆証書の場合は家庭裁判所で相続人が遺言書の状態を確かめる「検認」の手続きが必要ですが、新設された自筆証書遺言書保管制度では、これも不要となります。自宅で保管すると改ざんされる懸念もあり、自筆遺言のトラブルは多いのが実情ですが、かといって現在の遺言の主流である公正証書遺言は財産に応じて手数料がかかる難点があります。新制度は、安価で証人も不要、法務局が保管するため偽造や紛失の恐れもなくなります。
全国どの遺言書保管所でも、モニタによる遺言書の閲覧請求が可能です。また、遺言書があれば、相続人の調査に時間と費用を費やすこともなく、相続登記もスムーズにできます。
従来の制度に比べて、手間や費用のハードルが低くなったとはいえ、申請時に法務局が目を通すのは書式のみ。つまり、遺言内容の相談には応じてくれないのです。
例えば、合理的な理由なしに1人の子に全財産を与える内容は紛争になりやすく、万全を期して巷で言われるような「争続」にしないために、予防法務の専門家である行政書士の出番です。遺言を残す方が望むとおりの相続手続きができるように、作成段階から丁寧にサポートします。
また、相続人は遺言書が保管されているかを法務局に確認する必要がありますが、この照会を相続人がしなければ、せっかく残した遺言が生かされないまま相続の話し合いが進んでしまう可能性があります。
そのため、法務局で自筆遺言を保管してもらうことを、あらかじめ相続人に周知することが大切です。法務局に遺言書を預ける手続きが完了すると、保管証が発行されます。保管証がなくても手続きはできますが、保管証に記載された保管番号がわかると便利なので、親族にあらかじめ保管証のコピーを渡しておくといいでしょう。
保管の対象となるのは自筆証書遺言のみで、これは手書き以外は認められませんので、行政書士も代筆できません。ただ、財産目録はパソコンによる作成が可能なので、あらかじめこちらでご用意した書面のすべてに今回は署名と押印を頂きました。
昨年の年間死者数は戦後最多となる138万人を超え、大相続時代の到来といえるでしょう。それでも、遺言の作成件数は公正証書と自筆証書を合わせても死者数の1割にも満たないのです。遺言書の作成を定着させるためには、もっと使い勝手の良い制度が必要との指摘もありますが、やはり小回りの利く街の法律家行政書士に、気軽にどんどんご相談してほしいと思います。
太平洋に面した、日本百選に選ばれた恋路ヶ浜(こいじがはま)。詩人、作家の島崎藤村が執筆した詩『椰子の実』は、伊良湖の海岸に椰子の実が流れ着いているのを見たという友人の旅の体験談を元に書かれたもの。
海の日の沈むを見れば たぎり落つ 異郷の涙 思いやる八重の汐々 いずれの日にか国に帰らん
紀元前500年頃の古代ローマに発祥したといわれる遺言書制度、日本では奈良時代の養老律令に遺言制度に関する記述が残ります。江戸時代には、身分の高い武士に限らず庶民も盛んに遺言書を作っていたようですが、現代のように相続する遺産内容を記すというよりは、子孫のために家訓を書き残すことが多かったそうです。
高齢化が進む中、終活ブームにより遺言への関心が高まっています。遺産相続により親族間の悲しい揉め事が起こらないよう、生前のうちにできることを知ってトラブルの目を摘むことができるよう、今後も行政書士としてサポートに徹したいと思います。
各地の高速道路サービスエリアでも、季節の訪れを感じさせてくれました。
最近のSA・PAは、本当に清潔で快適になりました。冬の寒い時期はトイレ休憩に降りるのも勇気がいります。幸い11月半ばにもかかわらず、日本列島が季節外れの記録的な高温となった週の出張だったので、上着いらずで行動できました。
色づいたイチョウ並木の下を半袖で歩く人の姿も、車窓から見かけました。
地元の港で水揚げされた魚介は鮮度抜群で、海の幸に舌鼓を打ちました。
次は、兵庫県姫路市の複数飲食店舗をご訪問。コロナ感染拡大を受け、今まで主に対面でお客様にサービス提供してきた飲食店が、デリバリー(宅配)などホームページを活用した非対面型業態に営業転換するケースが増えています。
その為の費用として、持続化補助金(コロナ特別型)の申請をすると、150~200万円の補助金枠を得られる可能性があります。とはいえ先日公表されたコロナ型持続化補助金の採択率は34%まで落ち込んだので、申請すれば誰でも貰えるというわけではありません。最適な申請ができるよう、現地確認に伺いました。
今あるお店・人員・設備・商品(メニュー)をどのようにして非対面型の業務形態へ変えていくのか、行政書士が直接現地へ足を運び確認をしつつ、申請者さんと一緒にあれこれアイデアを出し合いながら、綿密な事業計画書を作成します。
採択されるか審査で落ちるかは、この事業計画書の善し悪しで決まるといっても、決して過言ではありません。
奈良の法隆寺とともに、17世紀初頭の日本の城郭建築を代表する史跡建造物として、日本で初の世界文化遺産となった国宝姫路城。シラサギが羽を広げたような優美な姿から、別名白鷺城の愛称でも親しまれます。
秋の紅葉に色づいた姫路城の大天守は、慶長14年(1609年)に建築された当時の姿を400年以上の時を経て尚、美しく残しています。地元大阪城も立派な外観ながら、戦後再建されたもの。普遍的価値のあるものの中から推薦され、イコモスの審査を経てユネスコで正式に指定される、世界遺産の威厳を感じる佇まいです。
姫路城が世界遺産に登録されるにあたり、美的完成度が国内の木造建築の最高位置にあり、世界的にも類を見ない優れたものであることや、良好な保存状態が評価されたそうです。
National treasure Himeji Castle is the first Japanese World Cultural Heritage as well as Horyu-ji in Nara. Himeji Castle was valued by a World Heritage committee of UNESCO through an examination of ICOMOS (International Council on Monuments and Sites) as the historic site building in the 17th century which has artistic value and symbolizes the time.
石垣の上方に、欠けた石臼が間詰め石として積まれています。これは、姥ヶ石(うばがいし)と呼ばれる有名なもの。羽柴秀吉が姫路城を築くとき、石集めに苦労したといいます。城下で餅を焼いて売っていた、貧しいおばあさんがそのことを耳にして、使っていた石臼を秀吉に寄付しました。
たいそう喜んだ秀吉の話はすぐに広まり、国中からたくさんの石が寄付されて、築城工事は急速に進み、立派に完成したと言われています。
ただ、この話は伝説とされ、ほかにもお婆さんは妊娠しない(孕まない)ことにかけて、石垣も孕まないようにとのまじない的に積まれたという説もあるそうです。
Chipped hand mill stones are loaded on the upper part of the stone wall as filling stones. Those stones are called Ubagaisi(Old Widow’s Stone).
When Hideyoshi constructed Himeji Castle, he had problems collecting enough stones to build with. When this news reached a poor old woman who was selling rice cakes in the town, she donated her hand mill stone. Hideyoshi happily accepted her offer and used the stone in this wall. This story of the old woman’s selfless act spread far and wide, and stones were donated from every corner of the province, speeding up the construction of the castle, which was completed in magnificent fashion.
However, it is also said that this is merely a tale and another story holds that the stone was placed in the wall as a charm to prevent it from collapsing.
出張最終日は、岡山県倉敷市。昭和天皇も宿泊されたという、下電ホテル。コロナ感染対策から、朝食はお弁当スタイルでした。
最終日は朝9時からスタート。生活保護業務の一環で、お客様の家庭訪問(福祉事務所の職員が居住実態や生活状況を確認しに来るのです)同席。他県在住のお子さんが実家の親御さんの生活を心配され、インターネット検索で行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のホームページにたどり着き、ご相談、生活保護申請書作成と代理提出等のサポートをご依頼くださいました。
これまでも、同様のケースは多くサポートしてきました。お子さんとしては、役所の人から自分の親がどんなことを言われるのか、心配で気が気ではない。でもご自身の生活もおありで、遠方まで平日仕事を休んで出向くことができない。こうしたご状況は、私も他県で高齢の親が暮らし、自らは日々生活を支えるため仕事をする身ですから、よく理解できます。
コロナ禍においては、福祉事務所の担当者も様々な配慮をして下さり、事前に郵送で書類もすべて提出確認してもらっているので、家庭訪問はスムーズに済みました。
今回はそのようなことはありませんでしたが、これまで生活保護申請をされた方の家庭訪問や、既に生活保護受給中の方の定期的な訪問調査の同席を数えきれないほどしてきた中においては、驚くような対応をした職員も確かにいました。
冷蔵庫や棚を許可なく勝手に開ける、敬語を使わず呼称も「あんた」「〇〇ちゃん」など、ご本人だけでなく客観的に行政書士が聞いても不快に思う表現をする方もいました。どの職場にもやはり色々な人間性の方がいるとはいえ、自分の大切な親が悲しい思いをするような事態は避けたいという遠方在住のお子さんの気持ちは、痛いほどわかります。
瀬戸大橋と瀬戸内海を眺めながら、古くは源平合戦で屋島に本陣を置いた平家の拠点として栄えたという、江戸時代の港を想像しました。
This harbor had prospered during the middle term of Edo Period as a base of Heike who entrenched themselves at Yashima for the Battle of Genpei.
時は、令和。菅義偉首相は、自民党総裁選に出馬する際の政策として「自助・共助・公助」を掲げましたが、臨時国会の所信表明演説においても同様に、
「目指す社会像は、『自助・共助・公助』そして『絆』。自分でできることは、まず自分でやってみる。そして、家族、地域で互いに助け合う。その上で、政府がセーフティーネットでお守りする。そうした国民から信頼される政府を目指します」
と、訴えました。
最後のセーフティーネットとは、生活保護や給食費の免除といった福祉などの公助。
行政書士として心配するのは、自助が不可能な人たちが追い詰められてしまわないかということです。たとえば、子ども。親が精神面で病を抱え、生活保護の制度さえ知らないということも本当に多く、これまで驚くようなケースを沢山見てきました。
福島県在住の父子家庭、東日本大震災で妻を失ってから夫は鬱を患い、わずかな児童手当、ひとり親手当のみで複数の子どもたちを養っていました。
子どもたちを預かってあげようかと、体調が悪いときに声をかけてくれるような隣人もなく、自助も共助も公助も機能しなかったのです。
また、生活保護を受けたからといって、公助だけでは守りきれないものもあります。
社会的孤立。若い20代の男性のお客様は勤め先でパワハラに遭い、仕事に行けなくなって生活保護で助けられたものの、何か月も部屋に引きこもった結果、いつも行くコンビニのレジで声が出なくなったことに気付き、パニックに。その後駆け込んだ病院がまた運悪く、無責任に大量の精神薬を投与すると巷で評判の心療内科で、福祉事務所でさえ、その病院は勧めないと小声で言うほど。ついには数時間おきに飲みたくなくても薬を飲まなければ発作で倒れるような状態に陥ってしまい、私と話をするときも
『あのときに戻れたら、安易に薬を飲まなかったのに。』
と、何度もおっしゃっていました。
経済政策や制度改革だけでなく、かつての日本に存在した、互助が成り立つような取り組みをしているNPOや民間事業者の活動を政府が支援することで、元気な高齢者が後期高齢者や子育て中の若い親の手助けができるようなアプリの開発など、今の時代に合う解決策に繋がるように思います。
今日のブログのタイトルには、大ヒット中のアニメ「鬼滅の刃」から言葉を拝借しました。鬼滅の刃の人気の背景には、無惨をはじめとする鬼たちが人間社会の内部に潜んでいるものとして描かれていることから、いつどこで自分も人から攻撃されて心を病むかもしれないという不安を現代の日本人の多くが実は抱えているために、共感を呼んだのではないかと分析する向きもあります。
特にコロナ禍においては、雇用がどんどん失われ就職率も超低迷。職を失ったら再就職先を見つけるのは、今は至難の業・・・となると、職場におけるパワハラや大人のいじめを、自分に火の粉がかからないように見て見ぬふりをするだけでなく、自分の地位を守るために他者を攻撃するかもしれない、そんな不安な社会に陥らないことを願っています。
今週平日最後の本日、11月20日金曜日の予定は16時の大阪府西警察署刑事課の刑事さんとのお約束。11月10日に郵送(レターパック)提出した告訴状について、担当刑事さんと長らく電話で根気強くやり取りした結果、無事に20日本日付けで受理してもらえる運びとなり、追加の書類を持参しました。
事前相談なしに郵送で告訴状を警察署に提出しても、通常まず言われることは、
「原本はお返しするので、あらためて相談から・・・」etc…
実際、警察OBの行政書士や熟練弁護士の先生が告訴状を作成しても、受理に至らないケースは珍しくありません(その場合でも告訴状作成料は発生することが多く、さらに受理となると成功報酬で加算して支払いが生じるケースも)。
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は、無料相談に対応していません。また、よくご質問いただくこととして、行政書士による相談は、法テラスの無料相談の適用にはなりません。ご相談は有料。告訴状作成についても前払いで費用はいただき、受理・不受理にかかわらず書類作成料は返金していません。とはいえ、実際に行政書士が作成し提出した告訴状が不受理になったケースは今のところありません(有料相談時に説明に徹するため、そもそも告訴が難しいケースは受任していないということもあります)。
前の仕事も早く終わり、道路も空いていたので警察署には早めに到着し、2階の刑事課の前でしばらく担当の刑事さんを待っていました。相変わらず物々しい雰囲気ですが、よく足を運ぶ生野署刑事課前の廊下の幅はこの半分くらいなので、いくぶん余裕のあるスペースにほっとしました。
ここまで来て(告訴を受理するので来てくださいと)、やはり~だからと理由を言われて告訴状を持ち帰るよう言われることもあるので、気が抜けません。
刑事さんから言われた追加の提出書類控えに不備がないか、最終確認するも、問題はなし。しばらくして、刑事さんがやってきて、
「この書類で問題ないので、11月10日に郵送提出された告訴状ですが20日本日付けで受理します。告訴受理は西警察署ですが、実際の捜査は〇〇署が担当するので、担当刑事からの連絡を待ってください。」
無事、今週最後の仕事も終了し、5日ぶりに行政書士法人ひとみ綜合法務事務所に戻りました。
なかなか考えさせられた内容のブログでした。
成年後見制度もずっと頭にあります。私は身体障害者だし母は脳梗塞があったので遺伝するかもしれないし。頼る人もいないので先でどうなるのか不安があります。
社会的孤立とありましたがドキッとしました。他人事じゃないなと。何かしないとと思いながらも足の痛みとコロナで動けない。私だけでなく同じように今、この瞬間も悩んでもがいてる人がいるんでしょうけど。健康でいられることがどれ程ありがたいか、それは決して当たり前じゃないんだ奇跡なんだと思います。
あ~だめですね。マイナスなことばかり考えてしまう。心を元気にしたいです❗
ちなみに金沢の写真素敵でした。昔、社員旅行で金沢に行ったのを思い出しました。温泉が良かったです。寒いとこのほうが温泉は良いですね。
H.S.様、いつもブログを読んで感想をお寄せくださって、ありがとうございます!今の時代は幸いにして、ネットを介してこのようにコロナ禍においても大阪の私と福岡のH.S.様も交流が可能ですから、人と人とが繋がることで孤独・孤立感が和らぐように思います。
お客様からよく、「休みの日なのにごめんなさい」とメールに書き添えてご相談頂いたりするのですが、必要としてもらえている、お客様の役に立てているということは、私自身も嬉しく、やりがい、生き甲斐であり、いつも感謝しています。
金沢はそういえば、温泉も有名ですね!今回は安価なビジネスホテルでしたが、いつかゆっくり訪れてみたいものです。旅行会社のチラシを見て、写真や説明文を見るのも楽しいです。SNSで個人の方が発信している旅記録を眺めるだけでも、行った気分に何となくなれて満足してしまう私は、やはり行政書士の仕事が好きで、お客様のお役に立ちたい気持ちの方が勝っているので、ゆっくり温泉につかっている間にもきっと電話やメールが気になるでしょう。いつ健康を害するかは誰にもわかりませんから、私も仕事ができなくなったときの楽しみを、色々取っておきたいと思います。
ご無理なさらず、師走の厳しい寒さ、慌ただしさからH.S.様ご自身を大切に守ってくださいね。
本ブログに関して、下記のご質問を頂きました。
「新制度では、法務局で遺言状を保管申請すると、法務局から相続人の検索から全相続人に通知までしてくれるのでしょうか?」
同様の疑問をお持ちの方は少なくないと思いますので、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所が回答した内容を貼っておきます。↓
現行の保管制度でも、遺言書保管所から関係相続人に対して、遺言書保管の旨を通知する仕組みはあります。ただ注意点として、関係相続人等のうちの誰かが遺言書の閲覧等をしなければ、遺言者が死亡して相続が開始したとしても、通知は実施されません。
令和3年度からは、遺言書保管官が遺言者の死亡の事実を確認した場合は、あらかじめ遺言者が指定した人に対して、遺言書が保管されている旨を通知する制度が運用されることになっています。ただ、この通知対象者は、遺言者の推定相続人、受遺者や遺言執行者から【1名】のみ、この通知を希望する遺言者が指定します。そのため、相続人全員に確実に伝わるとは限りません(その通知対象者一人の選任が重要)。
また、法務局が相続人の検索をして通知してくれるわけではなく、保管の申請時に遺言者が記載した受遺者や遺言執行者の氏名住所を元に通知されるので(この申請時に住民票の写しなども提出不要(法務局が確認するわけではない)で、転居や身分関係の変更などがあれば変更の届出をする必要があります。
法務省の自筆証書遺言書保管制度の公式HPにも明記されていますが、遺言書の作成に関する相談には一切応じないとしていますし、遺言書の様式についても注意事項を確認の上あらかじめ自身で作成の上、来庁するよう求めています。
本人出頭義務が課されているので、遺言者ご本人が既に病状に伏せっていて法務局へ出向けない場合はこの制度は利用できない(介助のための付添人同伴は当然可)など、安価な公的サービスは万能な制度ではありません。遺言書の内容が複雑、財産が一定以上ある、相続人同士が不仲といったケースでは、やはり専門家士業への相談がおすすめです。