生活保護とカバチタレ原作者・行政書士田島隆先生
Mr. Tajima Takashi, the originator of the comic “Kabachitare!”, and also a real Gyoseishoshi Lawyer in Hiroshima, Japan kindly read “Can I receive public assistance?” written by Gyoseishoshi Lawyer Miki Hitomi and sent us valuable comment on it.
漫画「カバチタレ!」原作者であり、広島県行政書士会の現役の行政書士でもいらっしゃる田島隆先生が、行政書士三木ひとみ著『わたし生活保護を受けられますか』をお読み下さり、畏れ多くも貴重なコメントを頂戴しました。
Mr. Tajima Takashi, who successfully created the best selling book series of over 10 million copies in total was once on public assistance with his unemployed single mother when he was in junior high school.
原作コミックが累計1千万部のベストセラーという偉業を遂げた田島隆先生ご自身も、かつては生活保護受給世帯だった過去がおありだったのです。中学生の頃、無職のシングルマザーだったお母様と生活保護を受けていらしたそうです。
‘Your son should work right after he graduates junior high school. Then you don’t have to receive public assistance, anymore.’
「息子さんは中学校を卒業したら、すぐに働くべきです。そうしたら、あなた達世帯は、生活保護を受ける必要がなくなるのだから。」
This type of order is called Gyosei-Shido in Japanese. Administrative guidance in other words, it may be provided by the form of a written opinion or a casual remark like the above. In either way, they are non-binding advice given by an administrative agency. Gyosei shido is defined under Article 2 of the Aministrative Procedure Act as guidance, recommendations, advice.
これは日本語では行政指導と呼ばれる類のもので、書面で指導が為される場合と、上記のように口頭で簡単に為されるケースもあります。どちらにしても、行政指導に強制力はありません。行政指導という言葉は、行政手続法2条において、指導、勧告、助言といった単語を用いて定義されています。
In Japan nowadays, an equal educational opportunity for all is substantially provided.
現在の日本では、教育を受ける権利は実質的に保障されているといえます。
Not only the students under the public assistance are allowed to go to high school, but the government also pays a tuition support fund to high school students to reduce the burden of household educational cost.
生活保護世帯でも高校進学できることはもちろん、政府は一般家庭における教育費の負担も軽減するため、高校生の教育費を公費で支援しています。
In the past, there surely was a time that the qualifications of Gyoseishoshi Lawyer was not seen as significant by most people.
昔は、行政書士という資格の存在はあまり知られていませんでした。
Since Kabachitare! has become popular, the name and the value of the profession has spread significantly throughout Japanese society.
カバチタレ!の人気に比例して、行政書士という職業の名称も価値も著しく世の中に浸透していきました。
Many Gyoseishoshi lawyers today must have been somehow inspired by and connect with Kabachitare!, one of the most famous Japanese manga.
多くの現代の行政書士は、日本の有名な漫画「カバチタレ!」の影響を何らか受け、共通項になっている面があると思います。
Our Hitomi Law Office head Gyoseishoshi Lasyer Enokida Kei says that if he hasn’t read Kabachitare!, he doesn’t think it’s too strong to say that he wouldn’t be a Gyoseishoshi Lawyer which means there wouldn’t be Hitomi Law Office either.
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の代表行政書士である榎田啓先生は、「カバチタレ!」を読んでいなければ、行政書士になっていなかったといっても過言ではないといいます。それはつまり、カバチタレ!が世に出なければ、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所も存在し得なかったということです。
単行本で買ったものを裁断、スキャンしてPDFデータでタブレットでもパソコンでも、いつでも読むことができるようにしています。
These digitized e-books are hand made by Gyoseishoshi Enokida. He bought these books and scanned them into computer and saved them in the convenient PDF format.
カバチタレは、3部作。
・カバチタレ!
・特上カバチ
・カバチ!!!
榎田先生が持っているのはカバチタレ!と特上カバチのところまで。連載終了したのでカバチ!!!も全巻揃えようというところです。
There are 3 comic book series of Kabachitare.
・Kabachitare!
・Tokujou Kabachi
・Kabachi!!!
Gyoseishoshi Enokida has all the Kabachitare and Tokujo Kabachi, and as Kabachi!!! Has finished its series, he’s eager to collect them all.
If you’re a new Japanese comic reader looking for which one to read, these Kabachitare series are good place to start.
どの日本の漫画を読もうかと探しているなら、カバチタレ!がおすすめです。
They provide you with the ability to connect with longtime manga readers as well as Japanese Gyoseishoshi Lawyers.
カバチタレ!を読めば、漫画通の人たちの仲間になれるだけではなく、日本の行政書士についても詳しくなりますよ。
物語の冒頭部分です。懐かしい!と思わず声を上げてしまう、スタッフも。
「高知で大学生の時にたまたまコンビニで立ち読みしたモーニング(連載されていた雑誌ね)でカバチタレを読んで、その時初めて行政書士という仕事を知ったのが、巡りめぐってこの資格をとった事の始まりやと思う。
その後、下関の消費者金融の支店で働き始めて、仕事上で初めて本物の行政書士と接する機会があったり(今思えば債務整理とか自己破産の代行とかやってはいけない事ばっかりしてる行政書士やったけど、とにかく仕事が早くて債権者側として助かった事が多かった)、滋賀に転勤になってからサラリーマン辞める時に、その後の事を考えて独立出来る資格取得の候補として行政書士が頭に浮かんだのは多分この漫画のおかげ。
そう考えると今行政書士やってるのも不思議な感じはするね。」
こちらは、榎田先生の私用LINEからそのまま(笑)。行政書士の業際問題など知る由もなかったであろう、債権者側にとっては、行政書士は「仕事が早い」という印象だったようです。過払い金問題で弁護士や司法書士がてんやわんやだった時代が時代なだけに、期間限定で起きたことと思われます。今この業務をする行政書士がいたら、大問題です。念のため補足しておきます。
「わたし生活保護を受けられますか」を田島隆先生に献本させて頂いたところ、大変恐縮ながら田島隆先生のご著書と丁重なお手紙を頂いてしまいました。
「弱者はゴネて、あがいて、生き残れ」
こちらは、ドラマ「がんぼ」の公式副読本であり、田島隆先生の感涙必須の自伝です。私たち行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のスタッフも、途中胸が詰まって読み進めることができず、休憩しながら読んだほど。波乱万丈な田島隆先生の幼少期、青春時代。中でも、生活保護申請・受給以前の生々しい貧困生活については、涙なしに読むことができませんでした。
When Mr. Tajima Takashi was in elementary school, his mother, who was almost raising him and his sister alone, suffered in poverty without public assistance.
田島隆先生が小学生の頃、実質的に一人で田島隆先生と妹さんの子育てをしていたお母様は、生活保護を受けずに生活困窮されていました。
Mr. Tajima Takashi had to look after his little sister and do the chores.
田島隆先生は、妹の面倒を見たり、家事の負担ものしかかっていました。
I was in the same situation looking after my little sister and my grandmother but we were not hungry, thanks to my situation.
私も妹や祖母のことを気にかける子供時代でしたが、それでも私は幼少期に空腹の経験はなく、それはとてもありがたいことだったのだと身に沁みました。
Every citizen in Japan is guaranteed the right to an education and the minimum standard of living.
日本のすべての国民は、教育を受ける権利と最低限度の生活が保障されています。
However, not a few people lack access to this basic right.
でも、決して少なくない人たちの権利が守られていない実情があります。
Such people must face many problems in their everyday lives.
そうした人々は、日々の生活で実に多くの問題と直面せざるを得ません。
There are those who can’t take medicine they need in Japan.
日本には、必要な医療を受けられていない人がいます。
There are those who can’t buy the food they need for good health in Japan.
日本には、健康を維持するために必要な食事を摂れていない人がいます。
Most of those people appeared to keep a distance from society.
そうした方々は社会の片隅に存在し、認識されにくい問題なのです。
Public assistance is the last line of defense.
生活保護は最後のセーフティネットです。
The Japanese government serves 3 meals each day for everyone.
日本は、誰にも平等に、一日三度の食事を保障してくれます。
Education opportunities are equal in Japan.
日本では、平等に教育を受ける権利が保障されています。
It’s not easy for socially isolated people who have trouble interacting with others to find the assistance they require.
人と関わることが苦手で、社会的に孤立してしまった人たちが、必要な支援にたどり着くことは容易ではありません。
The government should continue to investigate what they should do to ensure everyone can enjoy the right to live and learn.
国(政治)は、すべての国民が等しく生き、学ぶ権利を享受できるよう知恵と力を尽くす必要があります。
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のナポリタンパスタランチ
Pasta Napolitana Lunch at Hitomi Law Office
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の海鮮丼ディナー
Seafood Rice Bowl (=Kaisendon)Dinner at Hitomi Law Office
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所のハヤシライスディナー
Beef Rice (=Hayashi Rice) Dinner at Hitomi Law Office
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の手作りヘルシーピザランチ
Healthy Pizza Lunch at Hitomi Law Office
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の定番きつねうどんランチ
Kitsune Udon (Typical Japanese noodle soup with fried tofu)Lunch
似て非なる別の日のきつねうどんランチ
Similar, but not the same lunch at Hitomi Law Office
似て非なる別の日のきつねうどんランチパートⅡ
Similar, but not the same lunch at Hitomi Law Office Part 2
ほうれん草と豚肉の常夜鍋・・・4月になっても少し寒かった夜に。
Japanese Nabe with spinach and poke at a little bit cold night in April
寄せ鍋
Japanese Hot Pot
行政書士お気に入りサバとフランスパンの鍋
Nabe with mackerel and French Bread, our favorite
Help yourself meal for kid
子どもが好きな自分で作る牛丼ディナー
Done!! Japanese Beef Rice Bowl!!
できました♪日本の牛丼です。
世界中で様々なことが起こっています。私はそれらの出来事を悲観的に捉えてしまう傾向を持っていましたが実際のところ、物事は悪くなりつつ良くなってきていることが最近、実感として見えてきました。
病気になった体が発熱、発疹、嘔吐といったことを起こして健康体に戻るために、解毒しょうとするように世界という体が解毒、浄化作業を起こしているのです。
世界中で起こっている紛争も、その一環でしょう。後を絶たない虐待や苛めの問題も然りです。
それをすれば、どうなるのか?虐待した方もされた方も傍観している人たちも、そういう態度でいればどういうことになるのか?身を持って知る必要があります。心から知り納得できなければ解決には至りません。傍観している人たちがキーパーソンとなるでしょう。
そして、ふっと思ったことがあります。私たちは実のところ、世界中で起こっている「困ったこと」を体験したくて、この時代を選んで生まれてきたのではないだろうか?と。
誰でも解ける簡単なクイズより難しいクイズにチャレンジしたい、もっと肉体的に精神的に過酷な状況を味わえる課題に挑みたいという、マゾヒストの傾向のある人たちばかりが競って、この時代に生まれてきているような(T_T)
そう捉えてみると私たちは人類史上、稀に見るエキサイティングな時代に生を受けることが出来たのかもしれません。ならば、どっちにしろいつかはくたばる(死ぬ)のだから、人や社会が何と言おうと気にせずに、真に自分が遣りたがっていることを見つけ、望むように生きませんか?と
この年寄りは申しております(笑)
私たちは今までの長い歳月を過ごし主流だった「古い生き方」を捨てて「新しい生き方」を学ぶために人生という学校に入学してきた生徒です。私も遅蒔きながら学び始めた一生徒です。
しかし、この生き方は私たちの知らない生き方ではなく、とても単純で簡易な生き方でもあります。それは私たちの祖先が言い伝えてきているのに、私たちが見て見ぬふりをしてきている生き方であり、幼い人たちの方がよく理解していて、未だに忘れ去ってはいない生き方です。
あまりに簡単すぎて、かえって見えずらいようです。睫毛があまりに近すぎて見えないように。
それに気づくプロセスを開始するには、今まで常識だ、正しいことだと信じてはいたけど何故か心がすっきりしないでいるこを再考してみることです。
自分は何でも知っているし、何でもできるし、何にでも成れると知っていて、何も恐れていなかった幼い頃の無邪気だった自分に立ち返ってみましょう。そうすると今まで気づかなかった(どうしてこんな簡単なことに今まで、気づかなかったのだろう!)強烈な願望が自分の中に潜んでいることを知り驚嘆されることでしょう。
「事実の前に小さな子供のようにしゃがみこみ、今まで学んできたあらゆる概念をすべて捨て去ってもいいという気持ちになることだ。どこであろうと、どんな深淵だろうと、自然に導かれるままにあとをついていく。さもなければ、何も学ぶことはできないだろう。」
T.H.ハクスリー
子供の頃のことを思い出しています。小学3年生のとき、10円玉を5枚を握りしめて本屋へ行き、少年サンデーを買って家には戻らず、近くの公園で読み始めました。夢中になって読んでいたので我にかえったときには、すっかり暗くなっていて慌てて走って家に帰ったことを、懐かしく思い出しました。とにかくマンガばかり読んでいる子供でした。
あるとき口の達者な級友から「マンガばっかり読んどったら、大人になったらアホになってしまってるんやぞ」と言われたことを覚えています。こいつ、親から同じことを言われたんやな、と思いましたが確かにアホにはなってしまっているようですが、マンガばかり読んでいたことが、その主因ではないと思っています。
子供の頃に読んだマンガの中には、私の心の琴線に触れ深く感動し今でもタイトルも内容も、しっかり覚えているものが、幾つもあります。感動するのにマンガも文学書も関係ないですからね。特に感動し忘れられないものとなったのは、11歳のときに読んだ石ノ森章太郎の龍神沼という農村を舞台とした叙情的、幻想的なマンガでした。
その後の私の人格形成に、かなり影響を与えたものだと思います。今、改めて読み返してみると心理描写が巧みで、大人の観賞にも十分に耐えられる内容なので、これを11歳の周囲の誰よりも子供っぽかった私が感動したのは、不思議なことです。
だけど、この本を読んで感動したことがずっと脳裏に残り続け、その事実が伏線となり6年後の高2の夏休み人生初の一人旅に、そしてその後の人生の方向を決めてしまうことになる9泊10日の、大旅行に出かけることに、つながっていったのです。
何がその人の人生に起こるのか、死ぬまでわからないのでしょうね。言い方を変えれば、この世界では何でも起こり得るということでしょうか?神のみぞ知るです。