感染拡大による外出自粛と押し寄せる不況の波とコロナ倒産
東京都内で新型コロナウィルスの感染者が急増していることから、小池百合子知事が外出自粛要請を出しました。花見の名所である上野公園や人口一極集中の代名詞ともいえる渋谷スクランブル交差点も、今日は人がまばらだそうです。
東京オリンピック・パラリンピックが延期決定し、期待していた五輪特需が先に延びたことや観光消費の激減により、コロナ倒産するケースも増加しています。
新型コロナウィルスの感染拡大による経済影響が深刻化する中、財政出動して一斉現金給付を全国民にすべき、という声も上がっています。
今日現在(令和2年3月28日)、一律同額支給の意見が自民党では多勢のようですが、対象者を所得減少者に絞るべきという巻き返しの動きもあり、綱引きが続いています。自民党が昨日まとめた各部会の案では、お魚券、お肉券発行の意見もあったそうで、これまたSNSを中心に批判を集めています。
こちらは鹿児島から、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所に先週贈っていただいた大量のじゃがいもです。都会は買い占めによる食料不足でしょう、と地方ご在住のお客様からご心配いただきご連絡いただくことも多く、スタッフ一同大変有難く感謝しています。
日本においては最後のセーフティーネットである生活保護を他国のような期間制限も生涯の回数制限もなく、必要な限り無差別平等に受けることができます。とはいえ、企業が倒産してしまえば雇用を守れなくなるので、企業が失った売上高を政府が早急に何らかの補填をすべきだと思います。
アメリカにおいても大恐慌以来の経済危機と言われるほど失業者が急増していて、3月半ばの1週間の失業保険申請件数は過去最多を記録したそうです。
日本では自粛要請に留まってくれたらいいのですが、それでも既にパート・アルバイトの平均時給は低下し、派遣キャンセルや自宅待機で時給発生なしなど、非正規従業員や中小企業経営者は既に生活に行き詰ってしまっているケースが多く、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所への生活保護新規申請相談も増えています。
鹿児島からじゃがいもが届いた当日、早速、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所の女性スタッフで調理し、大量の肉じゃがを夜お越しになったお客様ご家族と一緒にありがたく頂きました。もちろん、接触感染に至らないようテーブルからカトラリーまで触れる個所はすべて小まめに除菌しました。
ここ最近の私のもう一つ大きな懸念は、日本国民の皆さんの健康です。
首都圏は住民に外出自粛の要請を始めたものの、あくまでも海外のような罰則付きの強制的なものではないので、ウィルスはあちこちにまん延しています。空気感染のおそれがあまりないと言われているので、接触感染を防げばいいのですが、ドアノブやエレベーターのボタンなど、一歩外へでれば接触観戦の危険だらけなのに除菌ウェットティッシュが品薄状態。
本日大阪市内の大手ドラッグストアを覗いてみたところ、マスクは相変わらずありませんでしたが、中国の方が接客されている日本橋のお店に1枚400円の立派な個包装の10回は使えるという高性能マスクは見かけました。中国ではマスク流通回復しているそうで、日本の地方自治体に10倍量のマスクで恩返しをしたという、心あたたまる報道が先週されていましたね。
コロナが収束すれば、またインバウンド需要はいずれ確実に戻ってきます。それを見越して、底値景気が今と踏んで着々と動いている経営者様も少なくありません。
スタッフの原さんと武田くん二人でメニュー翻訳の作業中です。
自他共に認める綺麗好き(一歩間違えれば潔癖症の域ですが、感染予防の正しい知識に基づいてコロナ騒ぎ以前から除菌抗菌生活をしています。)の私は、アロマテラピー1級の知識を元に最近は主に除菌抗菌作用の強いアロマエッセンスを活用しています。
新型コロナウィルスの感染予防対策のため、免疫活性作用(特に白血球を活性化させるといわれています)、抗ウイルス作用、殺菌作用、消臭作用などが期待できるオーストラリアで主に生育される木で、葉をお茶として飲めることから名付けられた『ティートリー(ティーツリーとも)』を少量のボトルですが顧問契約のお客様に明日お送りすることにしました。
香りを心身のケアに積極的に活用するのが、アロマテラピー。身体作用、リラックス効果、心理的作用などによって、科学的に完全に立証されない領域ではありますが、好きな香りで心癒された経験は誰しもあると思います。アロマエッセンス(精油)は、植物の有効成分を凝縮した100%ピュアなエキス。植物の特徴、育った環境や抽出される部位などによって、期待される効能があります。
紀元前3000年ごろの古代エジプトやギリシャ時代に遡るアロマテラピーは11世紀以降はヨーロッパを中心に、ペストなどの伝染病予防に用いられるなど薬草の専門家たちによって医薬品としても流通していました。
19世紀になると合成の医薬品や香料が開発されて安価で大量生産できるため、精油に取って代わって抗生物質が主流になりました。その流れをまた逆行させて自然療法への回帰の起点となったのが、フランス人科学者のガットフォセ。彼は、実験中の事故でやけどを負ったときに思いがけず手元にあった、やけどに効くといわれていたラベンダー精油を原液でかけたところ、みるみる傷がきれいに回復したそうです。
この体験をきっかけに研究を進めた結果、アロマテラピーという言葉が生まれました。
ラベンダーは頭痛や神経痛、生理痛などの鎮痛作用のほか、安眠作用、呼吸器系の不調(喘息や風邪の咳など)の改善、さらにニキビや日焼け、やけどなど心身共に様々な効能が期待できるので、万能オイルとも呼ばれます。
除菌スプレーのようにアロマスプレーは簡単に作れます。ドラッグストアなどで安価に売っているエタノール5mlにお気に入りの香り、作用の精油10滴、ここに精製水45mlを加えよく振って混ぜるというのが基本ですが、私は簡単に水に精油数滴を入れて振って使っています。市販の消臭剤やルームスプレーのように防腐剤は入っていないので、少量作ってすぐに使い切るようにしています。元のボトルに入れたままでしたら、未開封時の目安の使用期限は記載していますが、封を開けたら半年ほどで私は使わないようにしています。
余談ですが、以前どうしても匂いが取れない衣類があり、洗濯機にティートリーを数滴入れてつけ置き洗いしたところ、無臭になってビックリした経験があります。
行政書士事務所にはアロマディフューザーがあるので、その日の天候や気分によって(暑いときは清涼感のあるミント、リフレッシュしたいときは柑橘系など)来所されるお客様がリラックスできるように、ほんのり自然な香りを漂わせています。
こちらは、以前不眠で悩まれるお客様にラベンダーの効能をお伝えしたところ、届いたメールです。内容の掲載許可も頂いたので、ご紹介させていただきます。
(お客様のお名前)です。
こんばんは!
夜分に失礼致します。
この前母親が指を火傷したんですけど三木さんがラベンダーオイルが火傷に良いって教えて下さったのを思い出して、ラベンダーオイルを指に塗ってバンドエイドをしてあげたらズキズキした痛みもおさまり綺麗に治ってたんですよ!!
母親も凄い喜んでました♪
アロマオイルの効力凄いですね!!
ありがとうございます☆
何だか、アロマテラピーの宣伝ブログのようになってしまいましたが(笑)、行政書士法人ひとみ綜合法務事務所は行政手続きのサポートだけでなく、離婚や遺言相続といった民事法務、最近増えているのはパワハラなどの被害届や告訴状の作成といった刑事事件案件など、街の法律家として全国対応(※内容によってはお近くの専門家をご紹介することもあります)の行政書士事務所です。
コロナウイルスめちゃくちゃ恐いです。今、テレビのニュース速報で福岡県でまた新たに6人の感染者がでたと行ってました。毎日右肩上がりに増えてます。もう不安しかありません。私は買い物くらいしか行かないですが母はデイサービスやショートステイを利用してるのでとても心配なんです。かといって家にずっといれば私がまいってしまうし、と複雑な気持ちです。明日のデイもどうなることやら…。
ティートリーはブログ見てすぐ買いに行きました。
超ミニサイズしかありませんでしたがキリッとした爽やかな香りでとても好きな香りです。
私も三木先生の真似してスプレーボトルに水で薄めて使用してます。
ありがたい情報でした。
今、生活に行き詰まった人が増えてきて、生活保護申請を検討してる人も半端な数じゃないでしょうね。
皆が不安と恐怖で心が荒んでいくんじゃないかと私自身も恐いです。
コロナうつとかも問題になってますね。
私自身昔、あまりのストレスでパニック障害になりかけたことがあるので、そんな人が増えなければいいんですが…。
HS様、在宅介護をされていて高齢のご家族様が日中デイサービスや入浴介護のため施設に出入りされるケースでは、ご心配はごもっともです。空気感染の心配はあまりないといわれていますが(私は医療の専門家ではないのであくまでも報道等による知識で書いておりますことをご容赦ください)、接触、飛沫感染のリスクは外に沢山潜んでいますし、認知症の方はご自分で予防が十分にはできないでしょうから、介護する側の目配り気配りによるところが大きく、ただご家族が四六時中介護をするわけにもいかず、本当にお辛いところだと思います。
基本的には風邪やインフルエンザと対処は同じとされ、ただ、新型コロナウィルスは環境に残りやすいためより徹底除菌が必要といわれています。同居家族が感染した場合の対処法を東北医科薬科大学の教授が3月30日の毎日新聞朝刊22面で紹介していましたので、以下私なりにまとめてみました。よろしければ、ご参考になさってください。
①生活する部屋を分けること。その上で、看病に当たる人はできる限り一人に限定して、感染者との接触リスクを下げる。
②看病する側もされる側もマスクを着用し、看病する側は使い捨て手袋をつける(ドラッグストアで私は100枚組をまとめ買いしています)。
③会話は極力しない。
④感染が疑われる家族が過ごす部屋だけでなく、すべての部屋を1~2時間ごとに換気を5~10分ほどする(換気は2か所以上の窓を開けますが、ほんの少しの隙間だけで十分換気できるといわれています)。
行政書士法人ひとみ綜合法務事務所では昨年スタッフがインフルエンザになりましたが、事務所内は感染予防を徹底しているので、ほかのスタッフには感染しなかったのです。私はエレベーターのボタンなどもなるべく直接手で触らず、触ったあとは除菌するか手洗いするようにしています。また、免疫力をあげることで体内にウィルスが入っても発症しないといわれていますから、ウィルスが熱に弱いことから冷たいものを避けて温かい飲食を心がけています。
また、心と体は直結していますから、どうぞご自愛くださいね。いつもブログをお読みいただいて、ありがとうございます。